2023.08.23記
[2]
平面上の曲線
上の
点を,
座標の小さいものから順に
,
,
とする.
と
との
座標の差は
(
は正の定数),
と
との
座標の差は
,という関係を保ちながら3点
,
,
が動く.
が最大になるときの,点
の
座標を
で表わせ.また,
が最大になるときに,
が直角になるような
の値を求めよ.
本問のテーマ
2次関数の表す放物線の割線の傾き(2020.11.26)
円周角の定理(2023.09.04)
円周角の定理(2023.09.04)
2020.11.26記
2次関数の表す放物線の割線の傾きは「(座標の和)×(
の係数)」(高校入試).
傾きは tan で.
[解答]
の
座標を
とすると,
の
座標を
,
の
座標を
だから
の傾きは
となる.
よって となる.
これが最大となるのは ,つまり
のときである.
このとき の傾きは
だから
の傾きが
であれば良い.
よって
2023.09.04記
[うまい解答]
の
座標を
とすると,
の
座標を
,
の
座標を
だから
の傾きは
となり,傾きの差は
で一定である.
直線 と
の交点を
とすると
であるから,
は底辺
,高さが
の三角形となる.このとき
が最大となるのは,
を通り直線
に接する円(半径は一定)と点
の位置関係を考えることにより,点
が直線
と円の接点に一致するときであることが円周角の定理からわかる.このとき,
は2等辺三角形だから,
と
の傾きの和は0となる.
よって が最大になるときの,
の傾きはそれぞれ
となり,
のときである.
このとき の傾きが
であれば良い.
よって
これから,2直線の傾きの差が一定のとき,傾きの和の絶対値が小さいほど2直線のなす角度が大きくなり,傾きの和の絶対値が大きいほど2直線のなす角度が小さくなることがわかる.