[2] 半徑
ナル圓Cガ直線 g 上ヲ辷ルコトナク轉ガツテ動ク時,最初 g ト接スルCノ轉ガ再ビ g ト接スル迄ニ描ク曲線ヲ,g ヲ軸トシテ一回轉シテ得ル曲面ニテ圍マレル部分ノ體積ヲ求メヨ。
本問のテーマ
パップス・ギュルダン(Pappus–Guldinus)の(第二)定理
2020.03.30記
サイクロイド1周期について,曲線の長さは ,直線と囲まれる面積は
,直線のまわりに回転してできる立体の体積は
である.
[解答]
g を
軸とし,最初の接点を
,次の接点を
とすると
,
となるので、求める体積
は


で表される.
g を
で表される.
ここで
であり,
だから
となる.
ついでに面積は
となり,曲線の長さは
(
とおく)
となる.
2020.03.31記
ちなみに 軸のまわりに回転させた立体の体積は,左右対称な図形なので重心の
座標が
となることから,パップス=ギュルダンの定理を利用して
となる.
2020.07.07記
極座標における回転体の体積公式
を使いたいところではあるが、サイクロイドのは偏角ではないので使えないことに注意しておく.
2025.02.14記
本問の結果から,サイクロイドの重心の位置は となる.

サイクロイドを含む長方形の重心の位置は ,
サイクロイドに含まれる ,
,
を頂点とする三角形の重心が
となるので,サイクロイドの重心はこれらの中点となる.
よって逆にこれを覚えていれば
となるが,まぁ,これはね.