2022.08.11記
本問のテーマ
ガンマ関数
2023.09.03記
ガンマ関数
実部が正となる複素数 をガンマ関数と呼ぶ.
が成立する.
[解答]
を正の整数または0とし,
とおく.

![=\Bigl[-e^{t}\Bigr]_0^{\infty}=1](https://chart.apis.google.com/chart?cht=tx&chl=%3D%5CBigl%5B-e%5E%7Bt%7D%5CBigr%5D_0%5E%7B%5Cinfty%7D%3D1)
であり,

![=\Bigl[t^n(-e^{t})\Bigr]_0^{\infty}+n\displaystyle\int_0^{\infty} t^{n-1}e^{-t}\,dt](https://chart.apis.google.com/chart?cht=tx&chl=%3D%5CBigl%5Bt%5En%28-e%5E%7Bt%7D%29%5CBigr%5D_0%5E%7B%5Cinfty%7D%2Bn%5Cdisplaystyle%5Cint_0%5E%7B%5Cinfty%7D%20t%5E%7Bn-1%7De%5E%7B-t%7D%5C%2Cdt)


であるから,帰納的に
(
を正の整数または0)が成立する.
であり,
であるから,帰納的に
AM-GM 不等式より だから
としたものをすべて掛けあわせると
となり
が導かれ,題意は示された.
本問からわかるようにガンマ関数は階乗を一般化したものである.定義の積分は実部が正でないといけないが, を利用すると
から
(
)
のように積分が収束しない範囲に対しても関数の値を定義することができる(解析接続).