2022.08.11記
[3] 連續函數
ガ一點
ニ於テ極大又ハ極小ナル爲必要ナル條件ヲ述ベ且之ヲ證明セヨ.
2025.01.05記
が
において(狭義に)極大,極小であることの定義は
ある正の実数
が存在して,
(1) において
が成り立つとき,
は
で極大,
(2) において
が成り立つとき,
は
で極小
という.
というものであり, が
の近傍で連続であるときも同じ条件となり,条件が定義そのものとなるので問題になっていない.そこで
が
の近傍で微分可能であるという条件をつけることにする.
[解答]
が
の近くにおいて微分可能であるという条件を加える.
このとき,求める条件は「(1) が極大値となるためには
かつ
の前後で
が正から負へと符号を変える必要があり,(1)
が極小値となるためには
かつ
の前後で
が負から正へと符号を変える必要がある」となる.
証明:
(1) が極大値となるためには
が
に十分近く
のとき,
が成立することであり,このとき
ならば,
の
の極限から
が必要であり,平均値の定理から
(
)となる.
同様に
ならば,
の
の極限から
が必要であり,平均値の定理から
(
)となる.
よって かつ「
が
に十分近く
のとき,
であり,
が
に十分近く
のとき,
であることが必要である.
(2) も同様である.
なお,
(1)
ならば
(
)から
となり,
ならば
(
)から
となるので十分である.
(2) も同様である.