2026.03.16.23:56:08記
(1) をみたす整数
に対して,
および
が成り立つことを示せ.
(2) 空間の点 で,
をみたすものの個数を
用いて表せ.
(3) 空間の点 で,
かつ
をみたすものの個数を
を用いて表せ.
ピックの定理
2026.03.17.13:52:07記
ホッケースティック恒等式 の証明の一つは 2026年(令和8年)京都大学-数学(理系)[6] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR を参照してください.
(2)は有名問題で を満たす正の整数解の個数となり,並んだ
個の玉の間に仕切りを
つ入れる場合の数
が答となります.誘導に乗らずにこの有名で答えても構いませんが,これを(1)を使って解けというのが誘導の意図のようです.
(1)
であり,これより
である.
(2) (
)を満たす正の整数
の組の個数は
であるから,
(
)を満たす正の整数
の組の個数は
個(∵(1))
となる.よって (
)を満たす正の整数
の組の個数は
(
)を満たす正の整数
から
が一意に決まるので
個となる.
よって (
)を満たす正の整数
の組の個数は
個(∵(1))
となる.
(2) を満たす正の整数
の組の個数は
個である.これらのうち
となるのは
個である
(i) が偶数のとき:
となるものは
の
個から
を除いた
個であるから,求める個数は
となる.
(i) が奇数のとき:
となるものは
の
個から
を除いた
個であるから,求める個数は
となる.
(3)
(i) が偶数のとき:
三角形の頂点はいずれも格子点なので,ピックの定理より
が成立し, となる.
(i) が偶数のとき:
は格子点ではないので,
,
,
,
で作られる四角形の内部にある格子点の数が
となる.よってピックの定理より
が成立し, となる.