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2023年(令和5年)東京工業大学-数学[3]

2025.04.09記

[3] 実数が書かれた3枚のカード \fbox{$\,0\,$}\fbox{$\,1\,$}\fbox{$\sqrt{3}$} から,無作為に2枚のカードを順に選び,出た実数を順に実部と虚部にもつ複素数を得る操作を考える.正の整数 n に対して,この操作を n 回繰り返して得られる n 個の複素数の積を z_n で表す.

(1) |z_n|\lt 5 となる確率 P_n を求めよ.

(2) z_n^2 が実数となる確率 Q_n を求めよ.

2025.04.09記

[解答]
(1) 得られた複素数の絶対値はそれぞれ \dfrac{1}{3} の確率で 1,\sqrt{3},2 となるので,
\sqrt{3} または 2 が3回以上出ると |z_n|\geqq 5 となってしまう.

よって P_n=\dfrac{1+{}_n\mbox{C}_1\cdot 2+{}_n\mbox{C}_2\cdot 2^2}{3^n}
=\dfrac{1+2n+2n(n-1)}{3^n}=\dfrac{2n^2+1}{3^n} となる.

(2) 得られた複素数の2乗の偏角0,\pi となる確率はそれぞれ \dfrac{1}{3} であり, \dfrac{\pi}{3},\dfrac{2\pi}{3} となる確率はそれぞれ \dfrac{1}{6} である.

よって Q_1=\dfrac{2}{3}Q_{n+1}=\dfrac{2}{3}Q_n+\dfrac{1}{6}(1-Q_n) が成立し,これを解くことにより Q_n=\dfrac{1}{3\cdot 2^{n-1}}+\dfrac{1}{3} となる.




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