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2026年(令和8年)九州大学前期-数学III[3]

2026.03.18.12:25:14記

[3] 0\lt r\lt 1 とする.表が出る確率が r,裏が出る確率が 1-r の硬貨を投げ,表が出た場合は白玉を 2 つ横並びに置き,裏が出た場合は黒玉を 1 つ置く.この要領で硬貨を繰り返し投げ,左から右に 1 列になるように白玉と黒玉を順に並べていく.
例えば,3 回硬貨を投げ,結果が順に「裏,表,表」であれば,左から順に「黒,白,白,白,白」と 5 つの玉が並ぶ.
n を自然数とする.n+2 回硬貨を投げたとき,左から nn+1n+2 番目の玉がすべて黒である確率を p_n とする.以下の問いに答えよ.

(1) p_1p_2 を求めよ.

(2) n\geqq 2 とする.n+2 回硬貨を投げたとき,左から 1nn+1n+2 番目の玉がすべて黒である確率を p_{n-1} を用いて表せ.

(3) n\geqq 3 のとき,p_np_{n-2}p_{n-1} を用いて表せ.

(4) p_n を求めよ.

2026.03.18.14:12:31記

[解答]
(1) 左から「黒,黒,黒」となるのは 3 回連続裏なので p_1=(1-r)^3 である.また左から「白,黒,黒,黒」とはならないので左から 2,3,4 番目が黒となるのは「黒,黒,黒,黒」となるしかないので,p_2=(1-r)^4 である.

(2) 1 回目「黒」が出て,それを除いて左から n-1,n,n+1 番目がすべて黒となるので (1-r)p_{n-1} となる.

(3) 1 回目「白」が出て,それを除いて左から n-2,n-1,n 番目がすべて黒となる場合(2)とを合わせて p_n=(1-r)p_{n-1}+rp_{n-2} となる.

(4) p_n-p_{n-1}=(-r)(p_n-p_{n-1})=(-r)^{n-2}(p_2-p_1)=(-r)^{n-1}(1-r)^3
p_n+rp_{n-1}=p_{n-1}+rp_{n-2}=p_2+rp_1=(1-r)^3 により
p_n=\dfrac{(1-r)^3\{1-(-r)^n\}}{1+r}
となる.

p_n-p_{n-1}=(-r)(p_n-p_{n-1}) から \{p_n-p_{n-1}\} は公比 r の等比数列となるので
p_n-p_1=\dfrac{(p_2-p_1)\{1-(-r)^{n-1}\}}{1+r}
として求めることもできます.




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