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2026年(令和8年)九州大学前期-数学III[2]

2026.03.18.12:25:14記

[2] 点 z が複素数平面上の線分
z=t+ti\left(\dfrac{-1+\sqrt{3}}{2}\leqq t\leqq\dfrac{1+\sqrt{3}}{2}\right)
の上を動くとき,
z^2- wz +1 = 0
をみたす複素数 w を表す点が描く軌跡を C とする.ただし,i は虚数単位である.以下の問いに答えよ.

(1) 軌跡 C を複素数平面上に図示せよ.

(2) t=\dfrac{1+\sqrt{3}}{2} のときに複素数 w を表す点を\mbox{P}_1 とし,t=\dfrac{-1+\sqrt{3}}{2} のときに複素数 w を表す点を\mbox{P}_2 とする.このとき,軌跡 C,線分 \mbox{OP}_1,線分 \mbox{OP}_2 で囲まれる領域を虚軸の周りに 1 回転させてできる立体の体積を求めよ.ただし,\mbox{O} は複素数平面の原点である.

本問のテーマ
ジューコフスキー変換

2026.03.18.13:53:16記
ジューコフスキー変換 w=z+\dfrac{1}{z} による原点を通る半直線(\mbox{arg}\, z=(一定))の像は双曲線となります.

[解答]
w=x+yi とおくと,z=t+ti により w=\left(t+\dfrac{1}{2t}\right)+\left(t-\dfrac{1}{2t}\right)i であるから,
x=t+\dfrac{1}{2t}y=t-\dfrac{1}{2t}\left(\dfrac{-1+\sqrt{3}}{2}\leqq t\leqq\dfrac{1+\sqrt{3}}{2}\right) となるので,
x^2-y^2=2x\gt 0\sqrt{3}-i\leqq y\leqq \sqrt{3}+i(双曲線の一部)
となる(図示略)

(2) 求める体積 V
V=\displaystyle\int_{-1}^1 \pi x^2\, dy -2\cdot\dfrac{1}{3}\cdot \pi\cdot \sqrt{3}^2\cdot 1
=2\pi\Bigl[\dfrac{y^3}{3}+2y\Bigr]_{0}^1-2\pi=\dfrac{8}{3}\pi
となる.




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