2022.03.05記
[3]
を実数とし,整式
を

で定める。方程式
が虚数解をもつとき,以下の問いに答えよ。
で定める。方程式
(1) は
で割り切れることを示せ。
(2) 方程式 は負の実数解をもつことを示せ。
(3) 方程式 のすべての実数解が整数であり,すべての虚数解の実部と虚部がともに整数であるとする。このような
をすべて求めよ。
2022.03.05記
[解答]
(1) と因数分解できるので,
は
で割り切れる。
(2) は実数係数であるから,
の虚数解を
とすると,共役複素数
も解である.このとき,4次方程式
の解は
以外にもう1つあるので,それを
とすると,3次方程式
の3解が
となる.
3次方程式 の 解と係数の関係の定数項をみることにより,
となるので,
は負の実数である.
(3) ,
(
は整数で
)とおくと,
であるから,
となるので
,
,
,
,
,
となる.これらの中で,3次方程式 の 解と係数の関係の
の係数をみることにより,
,
つまり
をみたすものは
,
であり,これらについて 3次方程式 の 解と係数の関係の
の係数をみることにより,
,
つまり
を計算すると となる.
(2) でどのみち, を因数分解するので,(1) は組立除法などで実際に割り算するのが吉。