2026.03.05.00:13:26記
のすべての係数が
ただし,
2026.03.12.00:22:01記
のとき
,
のとき
が成立します.ここでまず, の係数が
ではないかと疑います.実際,
の
の係数は
で正しいことがわかります.
「 の定数項は
で
の係数は
…(★)」
である.
(i) のとき,
であるから,そのすべての係数を割り切る
の冪乗は
となり題意は成立する.
(i) のときの成立を仮定すると,
であり
であるから, が偶数係数の多項式であり,定数項が
であることを示せば
のときも題意は成立する.
ここで と書けるので,偶数係数の多項式であることが言え,その定数項は
の定数項の
倍であるから
となり,よって
のときも題意は成立する.
よって数学的帰納法により任意の正の整数 に対して
のすべての係数が
で割り切れるような正の整数
のうち,最大のものは
であることが示された.
は最高次である
次の係数が
の多項式であるから,
は整数係数の
次モニック多項式である,と書くと大人っぽい.
少し対称性を意識してみましょう. とおくと
となります.
となる.ここで
2026.03.13記
和と差の積は平方の差を利用しましたが,次のようにしても良いでしょう.
「 と表すことができる …(☆)」
を数学的帰納法で証明すれば良い.
(i) のとき,
であるから(☆)が成立する.
(i) のときに(☆)の成立を仮定すると,
である.このとき
の両辺を 乗して
であるから
であるから のときも(☆)が成立する.
よって数学的帰納法により任意の正の整数 に対して
は
と表すことができ,よって任意の正の整数
に対して
のすべての係数が
で割り切れるような正の整数
のうち,最大のものは
であることが示された.