2025.05.06記
2025.05.08記
を加法定理でばらばらにする際,
か
が登場するのでこれらが
とならないように場合分けをする.ここでは
が
かどうかで場合分けする.
となり,
は自然数により
であるから
である.
(a) のとき:
であるから
より不適.
(b) のとき:
から
となる. が自然数となるためには
が正の奇数となることであり,そのためには
以上となること,つまり分母が正(
)かつ
となることが必要である.
このとき でなければならず,自然数
の候補は
であり,これらの中で
が正の奇数となるのは
のときであり,その値は
となる.このとき
となるので求める答は
のみである.
2025.05.09記
試験場では無理だが,電卓片手に実験してみると
,
,
,
,
,
,
のように求まるので, と比較することによって解っぽい組を探すことができる.
このようにしらみつぶしで求めることもできる.
(加法定理を組み合わせた計算部分は省略する)
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
のとき:
であるから求める答は のみである.
このしらみつぶしに近いことをさせようとする誘導が文系の
2017年(平成29年)京都大学-数学(文系)[4] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
(但し(1)で唯一解を求めさせるので無駄のある場合分けになっている)である.このしらみつぶしをコンパクトにした解法が次のものである.
となり,
(a) のとき:
だから
となるが,これは
にはならない.
(b) のとき:
だから
となるのは
となり不適.
(c) のとき:
だから
となるのは
のときである.
(c-i) が得られるのは
のときであるが,これは整数解を持たない.
(c-ii) が得られるのは
のときであり,
である.
(c-iii) のとき,
をみたす鋭角
に対して
だから
となるので条件(A)を満たさない.
以上から のみが適する.