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2009年(平成21年)京都大学-数学(理系乙)[3]

2025.10.29記

[3] n 枚のカードを積んだ山があり,各カードには上から順番に1から n まで番号がつけられている.ただし n\geqq2 とする.このカードの山に対して次の試行を繰り返す.1回の試行では,一番上のカードを取り,山の一番上にもどすか,あるいはいずれかのカードの下に入れるという操作を行う.これら n 通りの操作はすべて同じ確率であるとする.n 回の試行を終えたとき,最初一番下にあったカード(番号 n)が山の一番上にきている確率を求めよ.

2025.11.14記
n-1 回の試行を終えたとき,最初一番下にあったカード(番号 n)が山の一番上にくる場合は全てのカードを番号 n のカードの下に入れなければなりません((n-1)! 通り).では試行をさらに1回増やしたときにその1回は何をやっているのでしょうか.そのカードを番号 n のカードの上か下かに入れる,ということを考えるので,そのカードの番号が n はどうかで場合分けをすることになります.

[解答]
n 回の試行のうち,n-1 回の試行ではカードを番号 n のカードの下に入れなければならないので,残りの1回は番号 n のカードの下に入れない.

(i) 番号 n のカードの下に入れないカードの番号が kk\neq n)のとき
番号 n のカードの上には n-k 枚カードがあるので求める場合の数は (n-k)\cdot (n-1)! 通り

(ii) 番号 n のカードの下に入れないカードの番号が n のとき
番号 n のカードは山の一番上にもどすしかないので求める場合の数は 1\cdot (n-1)! 通り

よって求める場合の数は
\left(\displaystyle\sum_{k=1}^{n-1} (n-k) +1\right)\cdot (n-1)!=\left(\displaystyle\sum_{i=1}^{n-1} i +1\right)\cdot (n-1)!=\dfrac{n^2-n+2}{2}\cdot (n-1)!
となり,求める確率は \dfrac{(n^2-n+2)\cdot (n-1)!}{2n^n} となる.




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