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2008年(平成20年)京都大学-数学(文系)[5]

2025.10.29記

[5] 正 n 角形とその外接円を合わせた図形を F とする.F 上の点 \mbox{P} に対して,始点と終点がともに \mbox{P} であるような,図形 F の一筆がきの経路の数を N(\mbox{P}) で表す.正 n 角形の頂点をひとつとって \mbox{A} とし,a=N(\mbox{A}) とおく.また正 n 角形の辺をひとつとってその中点を \mbox{B} とし,b=N(\mbox{B}) とおく.このとき ab を求めよ.

注:一筆がきとは,図形を,かき始めから終わりまで,筆を紙からはなさず,また同じ線上を通らずにかくことである.

2025.11.02記
ややこしいです.

[解答]
(i) a について

(a) 最初に反時計回りに動くとき:
(ア) 反時計回りにずっと動く動き方は  2^n 通り.

(イ) 途中で時計回りに向きを変えるとき:
頂点を1つ選び \mbox{C} とする.\mbox{A} から \mbox{C} まで反時計回りに動き,折り返して一周して \mbox{C} まで時計回りに動き,\mbox{C} から \mbox{A} まで反時計回りに動いて \mbox{A} に戻る動き方も 2^n 通りで \mbox{C} の選び方は頂点の選び方の n 通り.

よって(a)の場合の求める場合の数は 2^n+n2^n=(n+1)2^n 通り.

(b) 最初に時計回りに動くとき:(a)と同じく (n+1)2^n 通り.

以上から a=(n+1)2^{n+1} 通り.

(ii) b について

(a) 最初に反時計回りに動くとき:
(ア) 反時計回りにずっと動く動き方は  2^{n-1} 通り.

(イ) 途中で時計回りに向きを変えるとき:
\mbox{B} の反時計回り側の隣りの頂点を \mbox{D},反対側の隣りの頂点を \mbox{E} とし,それ以外の頂点を1つ選び \mbox{C} とする.

(α) \mbox{B} から \mbox{E} まで反時計回りに進み,折り返して \mbox{E} まで戻り \mbox{B} に戻るのは 2^{n-1} 通り

(β) \mbox{B} から \mbox{C} まで反時計回りに進み,折り返して \mbox{C} まで戻り,さらに \mbox{E} まで戻り \mbox{B} に戻るのは 2^{n-1} 通り \mbox{B} に戻るのは 2^{n-1} 通りで \mbox{C} の選びかたは n-2 透りだから (n-2)2^{n-1} 通り.

よって(a)の場合の求める場合の数は 2^{n-1}+2^{n-1}+(n-1)2^{n-1}=(n+1)2^{n-1} 通り.

(b) 最初に時計回りに動くとき:(a)と同じく (n+1)2^{n-1} 通り.

以上から b=(n+1)2^{n} 通り.

[うまい解答]
a=(n+1)2^{n+1} である(略).

(ii) b について

(a) 最初に反時計回りに動くとき:
\mbox{B} の時計回り側の隣りの頂点を \mbox{E} とすると,求める場合の数は \mbox{E} を出発して \mbox{E} に戻る経路のうち,最初に円弧ではなく辺を選ぶ場合の数だから,N(A) の半分となり,(n+1)2^{n-1} 通り.

(b) 最初に時計回りに動くとき:(a)と同じく (n+1)2^{n-1} 通り.

以上から b=(n+1)2^{n} 通り.

n 角形の場合の N(\mbox{A})a_n とおくと
a_2=24a_3=64a_{n+2}=4a_{n+1}-4a_n
が成立する,という漸化式を作れるのではないかと思いますが,混乱してきたのでそのうち考えることにします.




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