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2007年(平成19年)京都大学-数学(理系乙)[3]

2025.10.18記

[3] p を3以上の素数とする.4個の整数 abcd が次の3条件
a+b+c+d=0ad-bc+p=0a \geqq b \geqq c \geqq d
を満たすとき,abcdp を用いて表せ.

2025.10.19記
素数という条件を使うために p=AB の形に変形することを目標とします.また,a \geqq b \geqq c \geqq d という条件から
a+b\geqq a+c \geqq \{b+c,a+d\} \geqq b+d\geqq c+d
となることがわかりますが,b+ca+d のどちらが大きいかは a \geqq b \geqq c \geqq d からだけではわかりません(2002年(平成14年)京都大学前期-数学(文系)[5] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR 参照).

[解答]
a+b+c+d=0…①,ad-bc+p…②であり,a \geqq b \geqq c \geqq d から a+b\geqq a+c \geqq \{b+c,a+d\} \geqq b+d\geqq c+d が成立し,①から
a+b\geqq a+c \geqq \{b+c,a+d,0\} \geqq b+d\geqq c+d…③
が成立する.

①②から d を消去すると p=(a+b)(a+c) が成立し,p が奇素数であることと③から (a+b,a+c)=(p,1) が成立する.

よって③から 1 \geqq \{b+c,a+d,0\} \geqq -1…④が成立する.

ここで b-c=(a+b)-(a+c)=p-1 は偶数であるから b+c も偶数であり,これと①から a+d も偶数である.よって④から b+c=a+d=0 となる.

よって a=\dfrac{(a+b)+(a+c)}{2}=\dfrac{p+1}{2} であり,これから b=\dfrac{p-1}{2}c=\dfrac{1-p}{2}b=\dfrac{-1-p}{2} となる.

これだけの条件で解が唯一に決まるのは b+c が偶数で 1 \geqq \{b+c,a+d\} \geqq -1 を満たすからです.ここにも p素数であることが効いている訳です.




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