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2007年(平成19年)京都大学-数学(文系)[4]

2025.10.18記

[4] 座標空間で点 (3,4,0) を通りベクトル \overrightarrow{a}=(1,1,1) に平行な直線を l,点 (2,-1,0) を通りベクトル \overrightarrow{b}=(1,-2,0) に平行な直線を m とする.点 \mbox{P} は直線 l 上を,点 \mbox{Q} は直線 m 上をそれぞれ勝手に動くとき,線分 \mbox{PQ} の長さの最小値を求めよ.

2025.10.29記

[解答]
\mbox{P}(3+s,4+s,s)\mbox{Q}(2+t,-1-2t,0) と表すことができるので,
\mbox{PQ}^2=(1+s-t)^2+(5+s+2t)^2+s^2=3\left(s+\dfrac{t+6}{3}\right)^2+\dfrac{14}{3}\left(t+\dfrac{3}{2}\right)^2+\dfrac{7}{2}
となり,これは s=t=-\dfrac{3}{2} のときに最小値 \dfrac{7}{2} をとる.

よって線分 \mbox{PQ} の長さの最小値は \dfrac{\sqrt{14}}{2} となる.

[大人の解答]
lm の方向ベクトルは平行でなく,両方の方向ベクトルに垂直な (2,1,-3) との内積をとると点 \mbox{P}\mbox{Q}2x+y-3z=102x+y-3z=3 上にある.よって線分 \mbox{PQ} の長さの最小値は \dfrac{|10-3|}{\sqrt{2^2+1^2+(-3)^2}}=\dfrac{7}{\sqrt{14}}=\dfrac{\sqrt{14}}{2} となる.

[大人の解答]は共通垂線の存在を自明としている(ねじれの位置にある2直線には共通垂線が唯一存在するという定理を使用している)ので[大人の解答]としてありますが,このこと自体は,l2x+y-3z=3 に正射影した直線 l'm は平行でなく交わることからほぼ自明です.




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