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2007年(平成19年)京都大学-数学(文系)

2025.10.18記

[1] 以下の各問にそれぞれ答えよ.

(1) A=\begin{pmatrix} 2 & 4 \\ -1 & -1 \end{pmatrix}E=\begin{pmatrix} 1 & 0 \\ 0 & 1 \end{pmatrix} とするとき,A^6+2A^4+2A^3+2A^2+2A+3E を求めよ.
(甲(1))

(2) 四角形 \mbox{ABCD} を底面とする四角錐 \mbox{OABCD} を考える.点 \mbox{P} は時刻 0 では頂点 \mbox{O} にあり,1 秒ごとに次の規則に従ってこの四角錐の 5 つの頂点のいずれかに移動する.

規則:点 \mbox{P} のあった頂点と 1 つの辺によって結ばれる頂点の 1 つに,等しい確率で移動する.

このとき,n 秒後に点 \mbox{P} が頂点 \mbox{O} にある確率を求めよ.

[2] 3次関数 y=x^3-2x^2-x+2 のグラフ上の点 (1,0) における接線を l とする.この3次関数のグラフと接線 l で囲まれた部分を x 軸の周りに回転して立体を作る.その立体の体積を求めよ.

[3] p を3以上の素数とする.4個の整数 abcd が次の3条件
a+b+c+d=0ad-bc+p=0a \geqq b \geqq c \geqq d
を満たすとき,abcdp を用いて表せ.

[4] 座標空間で点 (3,4,0) を通りベクトル \overrightarrow{a}=(1,1,1) に平行な直線を l,点 (2,-1,0) を通りベクトル \overrightarrow{b}=(1,-2,0) に平行な直線を m とする.点 \mbox{P} は直線 l 上を,点 \mbox{Q} は直線 m 上をそれぞれ勝手に動くとき,線分 \mbox{PQ} の長さの最小値を求めよ.

[5] n を1以上の整数とするとき,次の2つの命題はそれぞれ正しいか.正しいときは証明し,正しくないときはその理由を述べよ.

命題 \mathbf{p} :ある n に対して,\sqrt{n}\sqrt{n+1} は共に有理数である.

命題 \mathbf{q} :すべての n に対して,\sqrt{n+1}-\sqrt{n}無理数である.

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