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2006年(平成18年)京都大学前期-数学(理系)[1]

2025.10.01記

[1] Q(x) を2次式とする.整式 P(x)Q(x) では割り切れないが,\{P(x)\}^2Q(x) で割り切れるという.このとき2次方程式 Q(x)=0 は重解を持つことを示せ.

2025.10.03記

[解答]
複素数係数の2次式は複素数の範囲で Q(x)=a(x-\alpha)(x-\beta)因数分解できる.

\alpha\neq\beta と仮定すると,\{P(x)\}^2Q(x) で割り切れるので「\{P(\alpha)\}^2=0 または \{P(\beta)\}^2=0」,つまり「P(\alpha)=P(\beta)=0」となるが,このとき整式 P(x)Q(x) で割り切れることとなり矛盾.よって \alpha=\beta となり2次方程式 Q(x)=0 は重解を持つ.

2012年(平成24年)京都大学-数学(理系)[2] - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
でも書いた大学に入って間もない頃に某ゼミナールの採点バイトの試験を受けたときの第一問

多項式 f(x)f(\alpha)=f(\beta)=0 を満たすとき,f(x)(x-\alpha)(x-\beta) で割り切れる」は正しいか
を思い出した.

[別解]
P(x)Q(x) で割った商を S(x),余りを R(x)1 次式または 0 でない定数) とおくと
\{P(x)\}^2Q(x) で割った余りは 2 次以下の \{R(x)\}^22 次式 Q(x) で割った余りに等しく,割り切れることから

R(x)1 次式で \{R(x)\}^2Q(x)0 でない定数倍

となる.つまり Q(x)1 次式 R(x) の2乗の 0 でない定数倍であるから,2次方程式 Q(x)=0 は重解を持つ.




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