2025.10.01記
[1]
次式
,
,
に対して
が成り立つとする.このとき
と
はともに
の定数倍であることを示せ.
本問のテーマ
2025.10.13記
実数係数であれば, の解
を用いて
が成り立つので,
が導けて終わりますが,実数係数とは限らないので,この方針では部分点止まりです.
mod で考えてみると次のようになります.
[解答]
,
(
) とおくと

が任意の
について成立し,
は定数ではなく1次式であるから
は任意の複素数値をとり得る.
が任意の
よって となる
を代入することにより,
が成立する.ここで と仮定すると
となり矛盾するので である.このとき
から
である.
よって ,
となり,
と
はともに
の定数倍である.
ブラーマグプタの二平方恒等式 を用いた[解答]です.
[解答]
,
(
) とおくと

となるので,2次方程式
は重解を持ち,よって判別式は
となる.よって

が成立する.つまり
となり,この値を
とおくと
,
となり,
または
となるので
と
はともに
の定数倍である.
となるので,2次方程式
は重解を持ち,よって判別式は
が成立する.つまり
となり,
mod で考えた解答でも
から
が導け,
なる
が存在し,
が得られ,
から
となり,
が得られる,としても良い.