2025.07.10記
2025.07.21記
まず任意の整数と1は互いに素となることに注意しておく.さて,,
,
のどれで考えるべきかとなるが,大まかに言えば
を除いて
は奇数なので
の虚部には
の項が登場するので,
で考えたい.そのために
,
の場合分けが登場する.もちろん
の場合分けも考慮する.
(1)
(2) のとき,
は3以上の奇数である.
(i) のとき:
の虚部を
で割った余りは
を
で割った余りに等しいが,
と
は互いに素であるから,これは
ではない.よって虚部は
ではなく,よって実数ではない.
(ii) のとき:
の虚部を
で割った余りは
を
で割った余りに等しいが,素数
は
では割り切れないので虚部は
ではなく,よって実数ではない.
(iii) のとき:
が実数となるのは
が4の倍数のときだけなので奇素数
に対しては実数とはならない.
以上全ての場合を尽くしたので証明された.
では,同様に純虚数となるかどうか調べてみよう.
(i) のとき:
の実部を
で割った余りは
を
で割った余りに等しいが,
と
は互いに素であるから,これは
ではない.よって実部は
ではなく,よって純虚数ではない.
(ii) のとき:
の実部を
で割った余りは
を
で割った余りに等しいが,素数
は
では割り切れないので虚部は
ではなく,よって純虚数ではない.
(なお,条件は異なるが が偶数のとき,
の実部を
で割った余りは
に等しいので実部は
ではなく,純虚数ではないことがわかる)
(iii) のとき:
が純虚数となるのは
が4で割って2余るときだけなので奇素数
に対しては実数とはならない.
以上全ての場合を尽くしたので が純虚数となるのは
の場合のみである.