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2000年(平成12年)京都大学後期-数学(理系)[3]

2025.07.10記

[3] xy 平面上の点で x 座標、 y 座標がともに整数である点を格子点という. ak は整数で a\geqq2 とし,直線 L:ax+(a^2+1)y=k を考える.

(1) 直線 L 上の格子点を1つ求めよ.

(2) k=a(a^2+1) のとき, x\gt 0y\gt 0 の領域に直線 L 上の格子点は存在しないことを示せ.

(3) k\gt a(a^2+1) ならば, x\gt 0y\gt 0 の領域に直線 L 上の格子点が存在することを示せ.

2025.07.22記

[解答]
(1) a(-ak)+(a^2+1)k=k より (-ak,k)L 上の格子点である.

(2) (1) より a(x+ak)=(a^2+1)(k-y) と書ける.

a\geqq 2 のとき,a^2+1a の最大公約数はユークリッドの互除法により a1 の最大公約数に等しいので,a^2+1a は互いに素であるから
x+ak=(a^2+1)Nk-y=aN を満たす整数 N が存在し,よって L 上の格子点の一般解は
(x,y)=(-ak+N(a^2+1),k-Na)
と書ける.この格子点が x\gt0,y\gt 0 を満たすための N の条件は
\dfrac{ak}{a^2+1}\lt N\lt \dfrac{ak}{a^2}
である.

(2) a^2\lt N\lt a^2+1 を満たす整数 N は存在しない.

(2) \dfrac{ak}{a^2}-\dfrac{ak}{a^2+1}=\dfrac{k}{a(a^2+1)}\gt 1 であり,区間幅が1より大きければその区間に少なくとも1つの整数を含むので \dfrac{ak}{a^2+1}\lt N\lt \dfrac{ak}{a^2} を満たす整数 N が存在する.




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