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1967年(昭和42年)京都大学-数学(文系)旧課程[6]

2026.02.14.13:07:12記

[6] (i) cd は正の実数であるとして,函数(関数) \displaystyle f(t)=\dfrac{c^2t^2+d^2}{t}t\gt 0 の範囲で考える.\displaystyle t=\dfrac{d}{c} のとき f(t) は最小値となることを証明せよ.

(ii) 平面上の第1象限内に点 \mbox{P}(a,b) をとる.\mbox{P} を通る直線 l を,x 軸,y 軸と正の部分で交わるようにとり,その交点をそれぞれ \mbox{A}\mbox{B} とする.\triangle\mbox{OAB} の面積が最小となるような l の傾きを,ab を使って表わせ. \mbox{O} は座標原点である.

本問のテーマ
双曲線の接線と漸近線でできる三角形の面積

2026.02.20.14:32:04記
(ii) 定双曲線の接線と漸近線でできる三角形の面積が一定であり,接点が接点を含む辺を二等分することから \mbox{P}\mbox{AB} の中点,つまり \mbox{A}(2a,0)\mbox{B}(0,2b) のときに \triangle\mbox{OAB} が最小となります.よって求める l の傾きは -\dfrac{b}{a} となることがわかります.

[解答]
(i) f(t)=\left(c\sqrt{t}-\dfrac{d}{\sqrt{t}}\right)^2+2cdt=\dfrac{d}{c} のときに最小となる.

(ii) lx 軸,y 軸と正の部分で交わるための必要十分条件は l の傾きは負であることである.よって l の傾きを -tt\gt 0)とおく.

このとき ly=-t(x-a)+b となり,\mbox{A}\left(a+\dfrac{b}{t},0\right)\mbox{B}(0,ta+b) となるので,
\triangle\mbox{OAB}=\dfrac{1}{2}\cdot\left(a+\dfrac{b}{t}\right)(ta+b)=\dfrac{1}{2}\cdot\dfrac{a^2t^2+b^2}{t}+ab
となる.よって(i)により t=\dfrac{b}{a} のときに \triangle\mbox{OAB} は最小となる.このとき,l の傾きは -l=-\dfrac{b}{a} となる.




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