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1963年(昭和38年)京都大学-数学(文系)[6]

2026.01.16.15:24:08記

[6] 定点 (a,0) を通る直線が定円 x^2+y^2=r^22 点で交わるとし,その 2 点における円の 2 つの接線の交点を \mbox{P} とする.直線が上の条件をみたしながら動くとき,\mbox{P} の軌跡を求めよ.(r\gt 0a\gt 0

本問のテーマ
(二次曲線の)極と極線

2026.01.19.11:44:04記

[解答]
異なる 2 つの接点を (x_1,y_1)(x_2,y_2) とおき,\mbox{P}(X,Y) とおく.このとき 2 つの接線の方程式は
\begin{cases} x_1x+y_1y=r^2,\\ x_2x+y_2y=r^2\end{cases}
であり,この 2 直線の交点が \mbox{P} であることから
\begin{cases} x_1X+y_1Y=r^2,\\ x_2X+y_2Y=r^2\end{cases}
が成立する.この式は Xx+Yy=r^2 上に 2 つの接点があるという式と解釈することができるので,これは異なる 2 つの接点 (x_1,y_1)(x_2,y_2) を通る直線が Xx+Yy=r^2 であることを示しており,この直線が定点 (a,0) を通ることから X=\dfrac{r^2}{a} が成立する.

つまり,\mbox{P} は常に直線 x=\dfrac{r^2}{a} 上にあることがわかる.そして \mbox{P} から定円に 2 つの接線が引けなければならないことから,求める軌跡は 「直線 x=\dfrac{r^2}{a} 上で円 x^2+y^2=r^2 の外部(周を除く)」となる.

ここで Y^2\gt r^2-\dfrac{r^4}{a^2}=\dfrac{r^2(a^2-r^2)}{a^2} であるから,

(i) a\lt r ならば直線 x=\dfrac{r^2}{a} 全体

(ii) r\leqq a ならば 直線 x=\dfrac{r^2}{a} のうち |y|\gt \dfrac{r\sqrt{a^2-r^2}}{a} の部分(2 本の半直線)

となる.




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