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1960年(昭和35年)京都大学-数学

2025.12.29.23:31:25記

(2科目150分.200点満点(工学部は2倍した400点満点))
【数学I幾何】

[1](30点)二円 \mbox{O}_1\mbox{O}_2 に交わる二直線 ll' を引く(ll' の交点は \mbox{O}_1\mbox{O}_2 の周上にないものとする).円 \mbox{O}_1 と直線 l との交点を \mbox{A}\mbox{B},円 \mbox{O}_1 と直線 l' との交点を \mbox{A}'\mbox{B}',円 \mbox{O}_2 と直線 l との交点を \mbox{C}\mbox{D},円 \mbox{O}_2 と直線 l' との交点を \mbox{C}'\mbox{D}' とする.また直線 \mbox{AA}' は直線 \mbox{CC}' および \mbox{DD}' とそれぞれ \mbox{K}\mbox{L} で交わり,直線 \mbox{BB}' は直線 \mbox{CC}' および \mbox{DD}' とそれぞれ \mbox{M}\mbox{N} で交わるとする.このとき四点 \mbox{K}\mbox{L}\mbox{M}\mbox{N} は同一円周上にあることを証明せよ.

[2](30点)\triangle\mbox{ABC} において,角と辺の間に
\sin A:\sin B=\sqrt{2}:1
\overline{\mbox{AB}}^2=\overline{\mbox{AC}}^2+\sqrt{2}\overline{\mbox{AB}}\cdot\overline{\mbox{AC}}
なる関係があるとき,角 \mbox{A}\mbox{B}\mbox{C} はそれぞれ何度か.

[3](40点)一辺の長さ 1 の正三角形 \mbox{ABC} をその外心 \mbox{O} のまわりに角 \theta0^{\circ}\lt\theta\lt 120^{\circ})だけ回転したものを \triangle\mbox{A}'\mbox{B}'\mbox{C}' とする.また対応辺
\mbox{AB}\mbox{A}'\mbox{B}' との交点を \mbox{D} とする.

(i) 両三角形は直線 \mbox{OD} に関して対称であることを証明せよ.

(ii) 両三角形の共通部分は等辺六角形であることを証明せよ.

(iii) この六角形の一辺の長さを,\theta を使って,表せ.

【数学II】

[1](30点)x^3+x+2=0 のとき,x^5-x の値を求めよ.

[2](30点)xy 平面において,点 (1,1) に関して曲線 y=x^2+bx と対称な曲線の方程式を求めよ.
この二曲線が異なる二点で交わるときには b はどんな範囲にあるか.
その二交点を通る直線が x 軸と平行となるとき,b の値を求めよ.

[3](40点)a\gt 0 のとき
(A) x^2-x-a=0
(B) x^2+ax-1=0
はいずれも異なる二実根をもつことを証明し,つぎに(B)の二根のうち,ちょうど一根だけが(A)の二根の間にあることを証明せよ.

【数学III】

[1](30点)0\lt a\lt 1 のとき,xy 平面において曲線 x=a(y-a)^2 と二直線 x=0y=1 とでかこまれた部分の面積を a で表せ.つぎに a が上の範囲(0\lt a\lt 1)を動くとき,上の面積の最大値を求めよ.

[2](30点)点 \mbox{O} で直交する二つの半直線 \mbox{OX} および \mbox{OY} の上にそれぞれ定点 \mbox{A}\mbox{B} をとり,\overline{\mbox{OA}}=a\overline{\mbox{OB}}=b とする.つぎに \mbox{OX} 上の動点 \mbox{C}\mbox{OY} 上の動点 \mbox{D}\overline{\mbox{CD}}=\overline{\mbox{AB}} なる関係をたもちながら,それぞれ \mbox{A}\mbox{B} に近づくとき,\mbox{AB}\mbox{CD} の交点 \mbox{P} が線分 \mbox{AB} を内分する比 \dfrac{\overline{\mbox{AP}}}{\overline{\mbox{BP}}} はどんな値に近づくか.この極限値a,b で表わせ.

[3](40点)二地点 \mbox{A}\mbox{B} の間に一台のバスが一定の速さで往復している.一定の速さで歩く人がこのバスと同時に \mbox{A} を出発して \mbox{B} に向かった.バスが \mbox{AB} 間を n 往復して \mbox{A} にもどったとき,人はちょうど \mbox{B} に到達した.この間でバスの方が人よりも \mbox{B} に近い位置にある時間と残りの時間との比を n で表せ.ただし,バスは \mbox{A}\mbox{B} につくと,すぐ引きかえすものとする.

1960年(昭和35年)京都大学-数学【数学I幾何】 - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1960年(昭和35年)京都大学-数学【数学II】 - [別館]球面倶楽部零八式markIISR
1960年(昭和35年)京都大学-数学 - [別館]球面倶楽部零八式markIISR




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