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1958年(昭和33年)京都大学-数学(解析II)[3]

2025.12.21.22:44:58記

[3](1) 曲線 y=x^2 上の点で点 \mbox{A}(0,a) に最も近い点を求めよ.

(2) 最も近い点を \mbox{B} とするとき,点 \mbox{B} における曲線の接線と直線 \mbox{AB} とは直交することを示せ.ただし a\neq 0 とする.

本問のテーマ
放物線の曲率半径
y=ax^2 の法線の y 切片

2025.12.25.00:43:20記
y=x^2 の原点における曲率半径は \dfrac{1}{2} だから,a=\dfrac{1}{2} が場合分けの境界になります.

本問は最小のときに直交することを示すのですから,(1)を「y=x^2 上の点における法線が \mbox{A} を通るとき…」という流れで示してはいけません.

なお,(2)では y=ax^2(t,at^2) における法線の y 切片が at^2+\dfrac{1}{2a}t の値によらず曲率半径だけ接点の y 座標よりも大きくなることを

[解答]
(1) y=x^2 上の点を \mbox{P}(t,t^2) とおくと
\mbox{AP}^2=t^2+(t^2-a)^2=\left(t^2-\dfrac{2a-1}{2}\right)^2+\dfrac{4a-1}{4}
であるから,

(i) a\gt\dfrac{1}{2} のとき t=\pm\sqrt{\dfrac{2a-1}{2}} のときに \mbox{AP}^2 は最小となる.よって \mbox{B}\left(\pm\sqrt{\dfrac{2a-1}{2}},\dfrac{2a-1}{2}\right) となる.

(ii) a\leqq\dfrac{1}{2}a\neq 0)のとき t=0 で最小となる.よって \mbox{B}(0,0) となる.

(2) y=x^2 上の点 \mbox{P} における法線の方程式は
y=-\dfrac{1}{2t}(x-t)+t^2=-\dfrac{1}{2t}x+t^2+\dfrac{1}{2}
である.

(i) a\gt\dfrac{1}{2} のとき \mbox{B} における法線の y 切片は
\left(\pm\sqrt{\dfrac{2a-1}{2}}\right)^2+\dfrac{1}{2}=a\mbox{A} を通るので
\mbox{B} における曲線の接線と直線 \mbox{AB} とは直交する

(ii) a\leqq\dfrac{1}{2}a\neq 0)のとき \mbox{B} における法線は y 軸であるから点 \mbox{B} における曲線の接線と直線 \mbox{AB} とは直交する.

よって示された.




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