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1956年(昭和31年)京都大学-数学(解析II)[2]

2025.12.17記

[2] 二曲線 y=2x^4-7x^2+7y=-2x^4+2x-3 の間にはさまれ,y 軸に平行な線分の長さの最小値を求めよ.また,最小のとき,線分の両端における二曲線の接線は互に平行であることを示せ.

2025.12.17記
微分可能な函数y 座標の差が最小のとき,線分の両端における二曲線の接線が互に平行となることは (f(x)-g(x))'=0 のときに f'(x)=g'(x) となることから明らかです.真面目のやろうとすると

f(x)=2x^4-7x^2+7g(x)=-2x^4+2x-3 とおくと,f(x)-g(x)=4x^4-7x^2-2x+10 であり,これを h(x) とおくと
h'(x)=2(x-1)(8x^2+8x+1)=16\left(x+\dfrac{2+\sqrt{2}}{4}\right)\left(x+\dfrac{2-\sqrt{2}}{4}\right)(x-1)
となるので,…

と書いたところで手が止まります.x=-\dfrac{2\pm\sqrt{2}}{4} における h(x) の値を計算するのは,h(x)x^2+x+\dfrac{1}{8} で割った余りを考えれば比較的楽に計算できますが,少々面倒です.x=1 で最小になると予測して話を進めることにしましょう.そのために h(x) を組立除法により x-1多項式として表現しようとします.

[解答]
f(x)=2x^4-7x^2+7g(x)=-2x^4+2x-3 とおくと,f(x)-g(x)=4x^4-7x^2-2x+10 であり,これを h(x) とおくと
h(x)=4(x-1)^4+16(x-1)^3+17(x-1)^2+5=4(x-1)^4+16(x-1)^3+16(x-1)^2+(x-1)^2+5=4(x-1)^2(x+1)^2+(x-1)^2+5\geqq 5
(等号成立は x=1
であるから,求める長さ |h(x)|x=1 のときに最小値 5 をとる.このとき f'(1)=g'(1)=-6 であるから線分の両端における二曲線の接線は互に平行である.




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