2025.11.19記
2025.11.26記
「方程式 の根はみな実数とする」とあるので,方程式が3つの実数解を持つための
に関する条件を考える必要はないと考えました.なお
ですから公比が
となる場合をどうするかについて悩む必要はありません.
[解答]
等比数列の公比
を
とすると方程式の解に
が含まれることとなり,解と係数の関係から
となり矛盾するので
である.よって等比数列をなす3つの解を
とおくことができ,解と係数の関係から
…①,
…②,
…③
が成立する.
が実数であることから
であり,③より
であるから,このとき①②③から
(
) となることが必要である.
等比数列の公比
が成立する.
逆に (
)を満たす
に対して
(
) が定まり,このとき
は
,
つまり
を満たす.もしこの方程式の解が虚数となった場合には が虚数となり
が①②③を満たすので解と係数の関係からもとの方程式が虚数解を持つこととなり矛盾する.よってこの方程式の解は実数として得られ, ①②③から
は方程式の3つの実数解となり,これらは確かに等比数列となっている.
問題文が
であれば についての2次方程式の判別式から
,つまり
を付け加えれば良いでしょう.
[別解]
等比数列の公比
を
とすると方程式の解に
が含まれることとなり,解と係数の関係から
となり矛盾するので
である.よって等比数列をなす3つの解を
とおくことができ,解と係数の関係から
が成立する.ここで
,
,
とおくと,方程式
は等比数列をなす3つの解
(
)を持つことになる.よって
,すなわち
から
となることが必要である.
等比数列の公比
注)
が実数のとき,三乗根の一意性により
と
は同値.
このとき, が実数解
を持つための必要十分条件は,解と係数の関係から解の積が
となることが保証されているので,判別式が非負となることが必要十分であり,
,つまり
となる.
以上から求める条件は
(かつ
)
となる.
もちろん, や
も等比数列です.
次の解法も鉄板です.