2025.11.22記
[4] 次の問(i)に於ては空白の箇所を適当に補つて定理を結論し,(ii)に於ては推論の誤れる箇所を指摘してそのわけを(i)の定理を用いて明かにせよ.
(i) 三角形 の外接円の弧
上の一点
から三辺
,
,
に下した垂線の足を夫々
,
,
とする.
,
は何れも直角であるから,四点
,
,
,
は同一円周上にあり,従つて
同様に四点 ,
,
,
は同一円周上にあり,従つて
然るに四点 ,
,
,
は同一円周上にあるから
は
の補角である.また
,
は何れも直角であるから
は
の補角である.
∴
∴
依つて弧 上の一点
から三角形
の
(ii) 任意の三角形 に於て
の二等分線が三角形
の外接円と交わる点を
とし,
から
,
に下した垂線の足を夫々
,
とすれば
,
∴ ,
,
従つて
本問のテーマ
シムソン線
2025.11.23記
[解答]
(i) 順に



となる.
(i) 順に
となる.
(ii) が誤りである.
(i) より ,
,
は同一直線上にあるが,
が線分
上にあることに注意すると,直線
は辺
で
を横切るので
が線分
上にあるときは
が直線
上の
に対して
と反対側にあるので
,
となる.
また が線分
上にあるときは
が直線
上の
に対して
と反対側にあるので
,
となる.
いずれにせよ である.