2025.04.19記
(1) の方程式を求めよ.
(2) 上に,正八角形の
以外の頂点は存在するか.存在するならば,その頂点を求めよ.
(3) の方程式を求めよ.
(4) 上に,正八角形の
以外の頂点は存在するか.存在するならば,その頂点を求めよ.
(5) この正八角形の頂点から異なる 点を無作為に選んだときに,この
点が
つの放物線上にある確率を求めよ.
2025.04.19記
本問の背景については
2022年(令和4年)立命館大学2月2日-理系数学[2] (URL未確定)
を参照のこと.
2025.04.19記
放物線
となる.
ここで同じ 座標を通る放物線は存在しない…(★)ことに注意する.
(2)(4) 直線 の傾きとの和が
となる傾きをもつ正八角形の2頂点を結ぶ直線は
直線 であり,(★)により直線
が適する.よって(2)の答えは
,(3)の答えは
に限る.
(5) 正八角形の2頂点を結ぶ 軸に平行でない直線の傾きは
として
である.
四角形の向かい合う2組の辺および対角線は全て傾きの和が0という条件を満たす2直線の組であり,それぞれの傾きは異なるので絶対値が3種類の傾きをもつ.
(i) 傾きの絶対値が を含むもの:
線分 ,
,
のうち2つを含む四角形であり,それは
の2つに限る.
(ii) 傾きの絶対値が を含まないもの:
四角形と対角線の6本の線分の傾きは の6種類であり2辺の傾きの間に対角線の傾きがあることから
「対角線の傾きは 」
となる.(★)から対角線の組は ,
,
,
の4種類に限る.
(i)(ii) より全部で6種類であるから確率は となる.
結局,(2)の放物線を 軸,
軸,原点について対称移動して得られる4つの放物線と,(
軸対称な)(4)の放物線を
軸について対称移動して得られる2つの放物線とを合わせた6つの放物線だけが題意を満たす.
(1)
(2) の傾きとの和が
で
を通る直線は
以外に
のみを通るので
上に,正八角形の
以外の頂点は存在し,それは
に限る.
(3) と
を通る放物線は
と書くことができ,これが
を通ることから
となり
である.
(4) の傾きとの和が
で
を通る直線は
以外に
のみを通るので
上に,正八角形の
以外の頂点は存在し,それは
に限る.
(5) 8点の 座標は
の5種類であり,そこから4種類の
座標が選ばれる.
(i) 座標が
でない4点を選ぶとき(2)とそれを
軸で折り返したものの2通り
(ii) 座標が
でない4点を選ぶとき
を通るので
軸対称の放物線となるので
座標が
なる点を通れば必ず
座標が
なる点を通るので条件を満たすものは存在せず0通り
(iii) 座標が
でない4点を選ぶとき(4)とそれを
軸で折り返したものの2通り
(iv) 座標が
でない4点を選ぶとき (ii) と同様に0通り
(v) 座標が
でない4点を選ぶとき (i)の2つを
軸で折り返したものの2通り
の合計6通りだから求める確率は となる.