2024.09.15記
をみたす.
(1) のとき,
を求めよ.
(2) (
) のとき,
を求めよ.
右シフト演算
2024.09.15記
結果を予測するために実験してみることが大切で、
,
,
,
,
,
,
,
,…
から と予測でき,予測できた後は
(
個の
での成立を仮定)
での成立から
(
個の
での成立を導く)
nで成立することを示す.
(1)
(2) ( のときは
となるので,
とする)
(
) を示す.
(i) のとき,
,
より成立.
(ii) のときの成立を仮定すると
(
)
である.このとき
(a) (
) のとき
,
(b) (
) のとき
であるから,
(
)
でも成立する.よって題意は成立する.
(2024.09.21追記-ここから-)
与えられた数列は ,
,
をみたすことから奇数列であることがわかる.そこで,奇数列を偶数列にして2で割ることを考えて
とおくと
,
,
と変形できる.ここで ならば
となるので
と
の違いがどのように伝播していくかを考える(
のときの
と
の違いを見る).すると
,
,
,
,
,
,
,
,
,
,…
と区切ることにより, は
から先頭の数を引いたものとなる.この状況を表現するには2進数が効果的である.
と変形できる.ここで
2進数で考えると「2倍する」とは末尾に を追加することで,「2倍して1を足す」とは末尾に
を追加することであるから,漸化式
,
は2進数で考えると,
,
という漸化式となる.つまり だから
と
は先頭が 1 か 0 で異なるものの,それ以降に末尾に追加される0,1は同じであることがわかる.
よって (
は0以上の整数)のとき,
となる.
(1) より
となる.
(2) より
となる.
(ここまで2024.09.21追記)
次に,変わった置き換えをしてみよう.次の [大人の解答] に登場する
は右シフト演算(単に2進数で最後の桁を削除する演算)であり,例えば となる.
であるから,
つまり
が成立する.これはガウス記号を用いて
と表すことができるので,
は自然数
を2進法で表したときの桁数
である.
(1)(2) (
) のとき,
は
桁の2進数であるから
である.よって
となり, となる.
突拍子もない置き換えだったので,それに至る過程も含めて答案にしてみよう.
まず,
,
は,奇数列を偶数列にして2で割ることを考えて
とおくと
,
,
と変形できる.ここで漸化式の添字の規則性から,初項は合わないが は漸化式を満たすことから
(初項をみて,
ではなく
とおく)
とおけば,漸化式で に依存する部分が逓減されて
,
と漸化式が単純になる.このとき,実験してみると
,
,
,…
,…
となり, であることが見え,
となることが見えるだろう(だから普通は帰納法で示すことになる).