2025.03.10記
(1) 自然数 および相異なる素数
に対して,等式
が成り立つことを示せ.
(2) が
の約数となる5以上100以下の自然数
をすべて求めよ.
2025.03.10記(23:19:18)
エラトステネスの篩の考え方から素数 の倍数は
個毎に現れるので,
から
(
は自然数) の中に
の倍数(
と互いに素ではないもの)は丁度
個ある.
(1)
から
までに
の倍数は
個あり,
の倍数は
個あり,
の倍数は
個あり,
の倍数は
個あり,
の倍数は
個あり,
の倍数は
個あり,
の倍数は
個ある.
よって と互いに素でないものの個数は包除原理により
となる.よって
が成立する.
(2) 素数4つの積は 以上であるから,5以上100以下の自然数
の素因数の種類は3以下となる.
(i) のとき
であるから
が自然数となれば良く,
に限られる.よって
である.
(ii) (
) のとき
である.
が自然数となるとき(
),
は存在しないことと,
と
は互いに素,
と
は互いに素であるから,
は
の約数で,
は
の約数となる必要がある.ここで
が共に奇数であるとすると
は自然数とはならないので不適だから,
でなければならない.
このとき が自然数となるのは
に限る.よって
,
,
である.
(iii) (
) のとき
である.(ii) と同様にして
が全て奇数であるとすると不適だから
となり,このとき
が整数でなければならないが,分母は偶数×偶数で4の倍数であるが,分子は2×奇数×奇数なので不適.よってこの形で
が
の約数になることはない.
以上から である.
一般の場合も包除原理で求めることができるが
「自然数 と自然数
が互いに素ならば
」
を示して
を示す証明が良く見られる.