どーも。factm30です。
あけましておめでとうございます。
今年最初の投稿は昨年末に、購入から一年経過したパラブーツのシャンボードをメンテナンスしたのでご紹介したいと思います。
後半では私の靴クリームに関する疑問点を解消出来る様に、端切れの革を使ったちょっとした実験を行いました。
購入から一年経過したシャンボード。

購入から一年が経過していますが着用回数は少ないです。
休日にしか履かない上に、昨年はコロナ禍により外出機会が例年に比べて激減した為ですが、今年は気兼ね無く外出できる様になることを願っています。

メンテナンスを行う前のシャンボードです。
着用後はシューツリーを装着して、馬毛ブラシで埃や汚れを払っていますが、保管中に細かい埃が付着してしまっています。
埃は油分や水分を吸ってしまうので、革靴の乾燥の原因になります。
乾燥は革靴を痛めてしまう為、私の様に着用回数が少ない方は保管中も馬毛ブラシ等で埃を払うことをお勧めします。
メンテナンス手順。
それでは順番に見ていきましょう。
靴紐を外して埃を払う。

タンの部分も手入れできる様に靴紐を外します。
それから馬毛ブラシを使って埃を払っていきます。
タンと羽根の重なり部分も念入りに払っていきます。
汚れや古いクリームを落とす。

M.モゥブレィのステインリムーバーを、着古したTシャツ等の綿素材の柔らかい布に数滴垂らして、優しく撫でる様にして汚れや古いクリームを落としていきます。

違いを見る為に、左足(写真向かって右側)のみ進めていきます。
艶が消えて表面の油分が無くなっている様に見えます。
クリームを塗布する。

M.モゥブレィのシュークリームジャーを塗布していきます。
通常片足にお米2〜3粒程度の量を使用するそうですが、今回はそれより少し多めに使用しました。
これまでのメンテナンスではお米2〜3粒の量だと靴全体に塗り広げる事が出来なかった為ですが、クリームの塗り過ぎは逆に革を痛めてしまうので、この後の作業のブラッシングと拭き取りを念入りに行います。
またペネトレイトブラシを使用せずに指でクリームを塗布しました。
そうする事で指の熱でクリームが伸びやすくなります。

まだ艶が無くクリームがムラになっています。
クリームを全体に馴染ませる。

豚毛ブラシを使用してクリームを全体に馴染ませます。
摩擦熱でクリームを柔らかくして、より均一に塗り広げる為に素早く手を動かしてブラッシングしていきます。

クリームのムラが無くなって艶が出てきました。
余分なクリームを落とす。

グローブクロスを使用して余分なクリームを取り除きながら、更に磨いていきます。

左足(写真向かって右側)が磨き上がりました。
反対側も同じ様に磨いていきます。

靴紐を通してメンテナンス終了です。
端切れの革を使った実験を行いました。
以前シューホーンの持ち手を自作したのですが、
この時に使用した革が残っていたので、靴クリームを塗り過ぎるとどうなるのか?という実験を行いました。
革靴に使用される革とは少々違うと思いますが、こちらの革もシャンボードと同様にオイルを多く含んでいるオイルレザーです。

同じくM.モゥブレィのシュークリームジャーを塗布しますが、かなり多めに塗ってみます。

写真の範囲ぐらいに塗り広げてみましたがいくら塗り込んでもこれ以上浸透していきません。
浸透しきらないクリームを拭き取って革靴と同じ様に豚毛ブラシでブラッシングしてグローブクロスで磨きました。

しっかり拭き取ったつもりですが、クリームが革の表面にまだ残っています。
一定以上のクリームは革に浸透していかないので意味が無い事が分かります。
後は表面に残っている塗り過ぎたクリームが、革にどの様な影響を与えるのかを調べる為に
今後 一週間に一度、革をほぐしたり引っ張ったりしていこうと思います。
そして靴磨きのタイミングで、同様の実験をこれからも繰り返して様子を見ていこうと思います。
最後に。
以前靴磨き初心者である私の靴磨きに対する疑問を記事にした際に、
ちゃんベーさんはデニム、革靴、古着などの経年変化やファッションを発信されていて、私もファッションだけでなくブログ記事の書き方なども参考にさせて頂いています。
アドバイス自体は普段良く靴磨きを行なっている方には当たり前の内容の様ですが当時の私は分からない事だらけで、ちゃんベーさんのアドバイスが非常に嬉しかったのですが、その中でも「シューケアは10人いれば10通りのやり方があるので自分流のシューケアの参考にしてください」という趣旨のアドバイスに、大袈裟ではなくとても励まされました。
当時の私はインターネットに表示される靴磨きの情報で頭がガチガチになっていて柔軟さが全く有りませんでした。
それからは革靴の状態をしっかり見てクリームの量などを調整しながら、メンテナンスを行なっています。
私も自分流の靴磨きや今回の実験で得た知識や経験をブログで発信していきたいと思います。