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WPC選抜2025 プレビュー

やるぞー

 

WSCの選抜が終わり、今度はWPC選抜。

パズルの方は、常連勢のいつもの強さに加えて、若くて強い層が台頭してきて大変。

体感の突破確率は7%くらい。

 

しかし、ここらで一発やってやりましょう。

 

 

インスト

ここからダウンロード可能:

ダウンロード(WSC・WPC選抜大会2025) | 日本パズル連盟

 

 

問題リスト

例年通り、150分で1500点満点。

問題名は英語表記で。

 

# problem pts  genres   key 
 01.   Arithmetic Square   24   Cs   指定マスの数 
 02.   Halfdominoes   53   Cs  指定ピースの数 
 03.   Coins   38   Cs  指定マスの数 
 04.   Scrabble   39    Cs  指定列の文字数
 05.  Hexa Loop   13, 15    PL   指定列の曲がったマス数 
 06.  Clouds   14, 28   OP   対角線の雲のマス数
 07.  SPOLICY   13, 25   Dv   指定マスの文字 
 08.   FIfty Fifty  16, 30   Sh   指定列の黒マス数 
 09.  Skyscrapers (Ineq.)   29, 42   NP   指定マスの数 
 10.  Battleships   18, 41   OP    対角線の艦サイズ, 空はX 
 11.  Divide and Conquer   22, 37   Dv   指定マスのブロックのサイズ 
 12.  Dotted Snake   21, 42   PL     指定列の蛇マスの個数 
 13.  Tapa    12, 47   Sh    指定列の黒マスの個数 
 14.  Hexa 7    26, 55   NP   指定マスの数 
 15.  Four Winds (Coded, OE)   18, 46   Dv    指定マスの起点の数 
 16.  Thermometers  29, 37   Sh   対角線の黒マス数 
 17.  Hungarian Pentomino   34, 47   OP   指定列の黒マスの個数 
 18.  Magic Snail   26, 58   NP    指定マスの文字、空はX 
 19.  Yajilin   29, 59   PL   指定列の曲がったマス数 
 20.  Coral   34, 34   Sh   指定列の黒マス数 
 21.  Starbattle   13, 58    OP   指定列の星間のマス数 
 22.  LITSO   13, 68   Dv   指定列の文字 
 23.  Anglers   23, 71   PL   指定列の曲がったマス数 
 24.  Kakkuro (Antiknight)   20, 83   NP    指定マスの数 
   TOTAL  1500     

キーの補足

数については、2桁以上でもそのままつなげて入力する。

たとえばキーのA, B, C, Dが1, 12, 3, 4なら「11234」と入力する。

ジャンルの説明

  • Cs  カジュアルパズル。算数・言葉系など。
  • Dv  分割系パズル。
  • NP  数字や文字の配置。ラテン方陣系がサブジャンル。
  • OP  物体の配置。単一物体・複数物体を含む。
  • PL  パス・ループ系。
  • Sh  塗り系。

コメント

近年のコンテストでは見られないパズルが多めだが、過去のWPCのハンガリー開催で出題されたもののリバイバルらしい。温故知新。

エクトくんのまとめサイトでインストが保存されていたので貼っておく。

1999年: https://ectoplsm.github.io/wpc-unofficial.org/pdfs/WPC%201999.pdf

2005年:https://ectoplsm.github.io/wpc-unofficial.org/pdfs/WPC%202005.pdf

2011年: https://ectoplsm.github.io/wpc-unofficial.org/pdfs/WPC%202011.pdf

 

 

練習問題

GPでの過去問は以下リンクに載っている:

Logic Puzzles

選抜での出題についてはきっと市民師匠がまとめてくれるでしょう。

 

 

各問題の確認

ルールと手筋確認など、随時更新予定。

01.      Arithmetic Square      24      Cs      指定マスの数

ルール

通常のクロスマッス。

いつも通り、演算は×÷を優先せず順番通りに行う。

たとえば8-3×2だと計算結果は10となる。

手筋とコメント 

毎年恒例。

配点効率が良いケースもしばしば。

印刷途中か最後20分くらいで倒せるといいな。


02.      Halfdominoes      53      Cs     指定ピースの数

ルール

与えられたピースを1つずつ盤面に配置。

数字はその行・列・対角線の丸の個数。

手筋とコメント

1999年からある由緒正しいカジュアルパズル。当時はinnovativeだったらしい。

配点がでかいのが気になる。試行錯誤を許容すればいくらでも難しくなるのが怖いところ。

真面目に対策するなら、それぞれのピースの丸の個数について各行・列・対角線ごとにまとめておくとよさそう。

とはいえギャンブル的なので本当に取りに行くかは微妙。パッと見て解けそうなら取るくらいでいいと思う。

 

03.      Coins      38      Cs     指定マスの数

ルール

盤面のマスに1, 2, 5, 10, 20, 50のいずれかの数を書き、各行各列の和が盤面外の数と一致するようにする。

手筋とコメント

これも昔からあるカジュアルパズル。ユーロ圏の硬貨セット。

配点がそれなりにあるため、サイズは3x3がなさそうで4x4か5x5かなと思っている。大穴は正方形でない長方形。

ヒント数字からパターンを推測するパズル。

1つの数だと2通り以上の和もありうる。

12=10+1+1=5+5+2とか、55=20+20+10+5=50+2+2+1とか。

なので複数のヒントの組み合わせも大事になってくる。

たとえば「この列に50をおく必要があるので、行のどれかにも50があって、それはこの行しかあり得ない」みたいな議論。

 

Halfdominoesと同じく「真面目に対策はできるが本番取るかは微妙」な枠。

ただし怖いポイントは微妙に違う。

Halfdominoesは試行錯誤が怖く、Coinsは数字の組み合わせの見落としが怖い。

 

04.      Scrabble      39       Cs     指定列の文字数

ルール

リストの文字列をちょうど1回ずつ盤面に入れる。

他の文字列(2文字以上)ができてはいけない。

表出あり。文字列はひとつながり。

手筋とコメント

いつのもスクラブルだが、今年は配点が抑えめ。

ハンガリーなど何かしらに関する言葉のリストか、あるいはゴリゴリに数理パズルになってるか、のどちらかの予想。

自分は言葉系カジュアルが苦手なので、本番ではやらないつもり。

ただこれくらいの配点だと、言葉系が得意な人にとっておいしい出題になりそうな予感。

 

05.     Hexa Loop      13, 15       PL      指定列の曲がったマス数

ルール

ハニカム盤面で1つのループを作る。

折れ曲がる時は必ず120度。

数字マスには線が通らず、数字は周囲6マスのうち線が通るマスの数を表す。

手筋とコメント

Hex Loopとも。調べると問題が乗ったサイトを発見。あざす。

Hex Loop Puzzles

今回はなんかハニカム盤面が多い。ハンガリーといえばハニカムなんだろうか。

120度固定ループは不思議な挙動をするので練習しておきたい。

配点が低すぎるから取るにしても終盤になりそう。

ただ意外とあっさり線が引けそうとも感じている。

 

06.     Clouds      14, 28      OP      対角線の雲のマス数

ルール

辺の長さが2以上の長方形(雲)を配置。

長方形同士はタテヨコナナメに接しない。

数字はその列の雲のマスの個数を表す。

手筋とコメント

マイナーな準定番。大昔にLogic Puzzleのアプリで練習した記憶。

外周ヒントの物体配置系特有の、ヒント数字から物体の位置を探るいつもの議論をする。

特に、並びのヒントでA<C>Bとなっているところが大きな手掛かり。

ちなみに、雲の条件は「2x2中にちょうど3つ黒マスが禁止」and「2x2中で市松禁止」and「1x3/3x1で真ん中だけ黒マスが禁止」で言い換えられたはず。

解く時には使えないが、CSPでソルバーを書くときはかなり便利。

 

07.     SPOLICY      13, 25      Dv      指定マスの文字

ルール

ハニカム盤面の白マスを分割し、テトラへクス7種を1つずつ作る。回転・裏返し可。

手筋とコメント

いにしえよりのハニカムパズル。

白マスは28個固定なので盤面が小さくならざるを得ないが、それで25点はなんなんだ。

すでに作ったブロックを管理しつつ、軽く試行錯誤して引こう。

テトラへクス慣れが大事かも。

 

08.      FIfty Fifty     16, 30      Sh      指定列の黒マス数

ルール

(おそらく)三角マスの六角形盤面利用。そのマスのいくつかを黒く塗る。

盤面内部の頂点について、集まる6マスのうちちょうど3つが黒マスになる。

手筋とコメント

普段見かけないが、過去のハンガリー開催WPCでよく出ており、2005年には単問ラウンドが出たほど。

シンプルなルールだしぜひ取りたいが、手筋解析は必須か。

ハニーアイランド的なやべぇパズルと判明したらやりません。

 

09.     Skyscrapers (Ineq.)      29, 42      NP      指定マスの数

ルール

通常のビルディングのルールを適用。

外周ヒントにおいて等号・不等号が書かれており、それらをみたすように数字を配置する。

手筋とコメント

2011年のWPCに出ていたビルディングの変種。

外周ヒントが数字じゃなくなったので初手が大変か。

1辺のヒントを全部見た時に、最大数のマスの影響で1がちょうど1個出てくる。これが初手か。極小が1になるし、=の数字が1にならなかったりする。

その他、2列目にNが入った時に2になるので、そこを起点に数字が決まるとかもあるか。

着実な理詰め問がくると予想して触りに行こうかな。

 

10.     Battleships      18, 41      OP       対角線の艦サイズ, 空はX

ルール

通常のバトルシップ

手筋とコメント

選抜でよく出ている印象。

好きなので多分やる。いい理詰めを期待。

 

11.     Divide and Conquer      22, 37      Dv      指定マスのブロックのサイズ

ルール

盤面の白マスをいくつかのブロックに分割する。

盤面内の数字は、そのブロックのマス数を表す。

盤面外に全てのブロックのサイズがまとめて示されている。

手筋とコメント

非常に原始的な分割パズル。トケタで採用されていたはずなので練習しておきたい。

普通の問題だとサイズ管理をするのが大事。

普通じゃない問題は頑張ろう。ナンバーリンクこい。

 

12.     Dotted Snake      21, 42      PL        指定列の蛇マスの個数

ルール

スネークを配置する。スネークは辺・角で接触しない。

スネークは頭からの順番が書かれていて、頭の1, 尾の45と中央の23がどこかが示されている。

外周の数字は、その列の3の倍数のマスの個数を表している。

手筋とコメント

ハニカムと3の倍数の国、それがハンガリー

通常のスネークとは似て非なる解きあじで、正直手筋はよくわからない。

今のところ、「3の倍数マスを意識しながら引くこと」としかわからない。

PGPとかSVCとかで練習できそう↓

https://logicmastersindia.com/lmitests/?test=SVC2011

やるかは微妙。ジャンル的にはやりたいけど、練習次第では捨てもある。

 

13.     Tapa       12, 47      Sh       指定列の黒マスの個数

ルール

通常のTapa

手筋とコメント

バトルシップ同様、こちらも選抜やコンテストでお馴染み。

47点の方は大きいサイズが来そう。

 

14.     Hexa 7       26, 55      NP      指定マスの数

ルール

ハニカム盤面のマスに1から7の数字を入れる。

どの白マスについても、自分と隣接する最大6マスに同じ数字が入らない。

手筋とコメント

以前も同じルール誤解をしていたが、ルール上はあくまで周囲の白マスの条件。

しかし、ほとんどのケースで自分自身とも異なることになる。

単なる隣接条件より強く、実際、他の白マスを媒介に2マス先まで影響が出る。

ただし黒マスがあると遮られるので注意。

局所的な詰めパターンがいくつか考えられ、パズルとしてはCapsuleや波及効果に近いイメージ。

GPで出たこともあってその時に対策したものの、他の問題との兼ね合いで触らないより。

ハタン率が高い・数字埋め・手がかりがが見つけづらい、の3要素で自分には時間効率が出せないという判断。

 

15.     Four Winds (Coded, OE)      18, 46      Dv       指定マスの起点の数

ルール

通常のFour Windsのルールを適用。

表出数字が覆面になっている。同じ文字が同じ数字、異なる文字が異なる数字を表す。数字は1以上。

また表出から伸びる辺の本数の偶奇が丸or三角で表される。丸が偶数本、三角が奇数本。

手筋とコメント

複雑な変種のウォールロジック。

いつものウォールロジックだと初手で表出数字の大小で押したり引いたりするが、それが封じられているので困る。

それでも引き込みは使えそうで、例題だとR6C5のマスをどっちのヒントが食べるかを考えることができる。

また、覆面の数についてマス数についての全体制約がある。

例題だとA+B+C+D=14とわかり、偶奇制約から全部2以上とわかるので、2,3,4,5の入れ替えしかないとわかる。

 

ルール的にそんなに大きい盤面にはならないと予想。

触りはするが解ききるかは未定。解けそうなら解く。

 

16.     Thermometers     29, 37      Sh      対角線の黒マス数

ルール

マスをいくつか塗って、それぞれの温度計で球の方から連続で黒マスが続くようにする。

外周の数字はその列で塗られたマスの個数を表す。

手筋とコメント

最近のコンテストでは出ていなかった温度計。

数字の大小から長い温度計の端っこの白黒を決めていくのが基本。

複数の並行な温度計をまとめて考える手筋もあったりする。出るかどうかは不明。

塗る系としたものの、数字と温度計のヒントを丁寧に見る必要がある。

数字埋めとかに近く、チマチマ埋めていくようなイメージ。

なので時間効率が出せるかは微妙。

 

17.     Hungarian Pentomino      34, 47      OP      指定列の黒マスの個数

ルール

指定されたペントミノを盤面に配置する。回転裏返し可。

異なるぺントミノのタテヨコナナメの接触禁止。

ペントミノが置かれるマスについて、上から順(同じ行は左から右)に数えて3の倍数番目が全て示されている。

 

手筋とコメント

ハンガリーは3の倍数がお好き。ナベアツ。

Puzzle Duelで闇の片鱗に触れて震えている。

隣り合う表出が2マス差のところが入り口。盤面端を跨ぐケースもある。あと12個置く時はケツの黒マス以降は全部白。

それ以外はなにもわからない。どうしたもんか・・・

 

18.     Magic Snail      26, 58      NP       指定マスの文字、空はX

ルール

指定された文字を各行各列に1つずつ入れる。

壁で区切られた通路を外周から内側まで順に見たとき、文字がABCABC...のように順に繰り返し現れるようにする。

手筋とコメント

勘違いしていたがEasy As要素はなかった。

なので苦手パズルです。やらないより。

 

19.     Yajilin      29, 59      PL      指定列の曲がったマス数

ルール

通常のヤジリン。

手筋とコメント

みんな大好きヤジリン。

選抜の問題は油断ならない。ハタンを起こさず冷静に。

 

20.     Coral      34, 34      Sh      指定列の黒マス数

ルール

いくつかのマスを黒く塗り、全体でひとつながりになるようにする。また、内部の白マスは必ず外周につながるようにする。

外周の数字は、その列で連続する黒マスのサイズを順不同で並べたもの。

手筋とコメント

引きやすい塗りパズル。

イラロジ手筋を適用しつつ、いい感じに解を引こう。

 

21.     Starbattle      13, 58       OP      指定列の星間のマス数

ルール

通常のスターバトル

手筋とコメント

安定のスタバ。

ルールで星2個の指定があるが58点なのはちょっと怖い。

2択仮定も辞さない構えで。

 

 

22.     LITSO      13, 68      Dv      指定列の文字

ルール

盤面の白マスをテトロミノに分割し、同じ形がタテヨコに隣接しないようにする。

手筋とコメント

分割系の中ではちょっとレアなパズル。PGPの出題は2014年のものが確認できたくらい。

理詰めというより先読みや仮定が刺さりやすい印象。臆せず手を動かしたい。

 

23.     Anglers      23, 71      PL      指定列の曲がったマス数

ルール

数字と魚を、マスの中央を通る線でつなぐ。線同士は交わらない。

数字は線の長さ(=魚を含む通過マス数)。

手筋とコメント

最近ではあまり出ない線引きパズルだが、選抜では去年に続いての出題。

パリティ以外に手筋があまりなく、ナンバーリンク風味が強い。線の引き方でユニークネスは使える。

基本的に美味しいのでやるけど、落とし穴にならないことを祈る。

 

 

24.     Kakkuro (Antiknight)      20, 83      NP       指定マスの数

ルール

通常のカックロのルールを適用。

桂馬の位置の2マスに同じ数字が入らない。

手筋とコメント

他の問題との兼ね合いで多分触りません。西山先生お許しください!

数独含め、数字埋めが得意な人は触るとよさそう。

ただし83点なので理詰めが見えづらそうだし、引くにしてもアンチナイトなので見落とししそう。

 

 




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