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トランプ前大統領のメインバンク

トランプ前大統領はNY不動産で利益を上げた人です。
トランプ氏は、政治家よりも不動産投資家の印象が強く、加えて、任期中に自分に有利な金融規制緩和を行いバブルを加速させたため、バイデン政権が規制を強化した形です。任期中は親族が不動産を経営し、比較的裕福な生活をしていたため、怨嗟の声が寄せられていました。

米大統領、トランプ前政権の金融規制緩和「撤回を」 2023年3月31日 日経
米国ドッド=フランク法改正法の成立 野村総合研究所 2018/05/25
office performance
 2022年の時点で、オフィスビルの値崩れが指摘されていた
CNN Buisiness 2023.4.10 American offices are half-empty. That could be the next big risk for banks

破綻したシグネチャバンクはトランプ氏の取引銀行で、NYの不動産融資を中心とする銀行であり、NY地価下落とともに、株価が低迷していきました。

株価急落とともに、NYバブル崩壊を察知した預金者は、徐々に資産を引き出していきます。また、バイデン政権が政治的にシグネチャバンクを救済しないと読んでいた投資家は、12月頃から売り仕掛けに入り、取付騒動を誘導していきました。

signature bank


テレワークによる空室率上昇

オフィス賃料が高いため、渡りに船とばかりに、コロナ騒動でテレワークを導入し、契約面積を圧縮していました。

人通りが多いNYだから居を構える意味があるものの、人通りが減ればNYOFFICEを借りる必要がなくなるため、NYの空室率が急上昇していきます。
NY OFFICE

日本のかけ声三密防止テレワークと異なり、経営が非常にシビアに判断して、アロケーションプランを立てて事務所を再設定していたため、自宅の業務スペースの拡張、郊外移転が同時進行していました。12月までは購入や移転により住宅指数が上昇していましたが、NYがもぬけの殻になっていくと、急落し始めます。
FRED 住宅指数

FRBが予想以上に長期の利上げを続けることが伝わると、NY不動産への貸し剥がしや、オフィスビル撤去が始まり、規制緩和した中堅銀行のシグネチャバンクやSVBに逆ざやが襲いかかります。

米国クレジットスコア経済

JPモルガンも、リーマン兄弟も、W.ディズニーも皆、個人名です。
日本で言えばマツモトキヨシ。近いところで三井合名でしょうか。

米国では49ersのように、個人で油田や金山を当てに行く活動が多く、個人クレジットスコアで融資するため、比較的融資が受けやすくなっています。

日本では融資審査が厳しく、土地担保又は保証人がいなければ融資されず無限責任です。保証人になると家屋敷を取られることもあり、審査は今でも変わらないため、赤字倒産すると、社長は家屋敷を失ってしまいます。

米国では借金して不動産投資を取得して、返済が難しくなっても、不動産を手放せば無罪放免なので、割と簡単に借金をする傾向にあります。特にNYの不動産物件に融資して儲けていたのがシグネチャバンクですが、かなりずさんな融資計画もあるので、こんな銀行救う必要があるのか?という厳しい批判が、政権内やFRBからも出ていました。
MBS
The Fed Stopped Buying MBS Today.  Sep 16, 2022

FRBは9月からMBS(不動産担保証券)を購入停止し、利上げ継続し、不動産バブルを抑制させていますが、現在、市場は年末の利下げを折り込み始めました。

利上げが継続すれば、中堅どころの膨張したMBS放出が始まり、商業銀行が長期債の買い手になるため、結局、長期債の金利は下がってしまいます。NY不動産価格が高いので、さすがに、落ちるだろうと予測するトレーダーが増えています。

米国債推移

不動産バブルは終わっても、金利が下がれば個人の借金投資が株式市場に流入し、不景気の株高を招くと見込むスジがあります。S&P500は下値が堅く値を戻しているので、市場を移しながら、想像以上にインフレは長く続きそうです。

やはりUSDJPYは下落入りが正しいらしい(12/10追記)

やはり ドル円は長期下落という構図のようです。
短期的には上昇。しかし長くない。

円転換投資円高
Youtube トウシル 田中泰輔様の動画画像から拝借

再整理してみると、マネーは語る田中泰輔さんの説明が、全体を包括して構造を理解できるので、とてもありがたいです。逆イールドは貸し渋りの前兆なのですね。

予想より金利は高く、ニック氏の記事では5%を上回るというのが、4.75+0.25%もあり得るわけで、しかし、マーケットでは、いつ利下げをするかに関心が向かっています。これこそがFRBの狙いで、USDJPYが下落に入っていることの証左です(これはソフィーさんの勝手な推測)。
FRB 構造
FRB セントルイス連銀 公開市場オペの解説

銀行のビジネススタイルは、短期市場(コール市場)でFFレートで調達して、融資をしたり長期国債を買うというものです。

しかし、10年の間に金利が下がりそうならば、10年国債が買われて利率が下がり、この利率ベースの融資は逆ザヤになるので、貸し渋りにが起こります。リスクプレミアムが高い融資先の場合、廃業につながることがあります。

逆イールドになると、融資を銀行が考える際に、利下げ時期が判断材料になるところ、1年間は5%でいくよ!まだまだ続くよ!と報道されると、まず銀行が貸してくれない!という声を聞くようになります。
(トウシル解説超意訳)

アメリカ経済の好景気は、借金ができるから景気が良いわけで、貸してくれないと、あれよ、あれよと、景況感が下がってしまいます。


好指標でもドルは下がる

直近の指標が良い場合、利下げ時期にマーケットが支配されているので、長いほど融資が絞られて事業が縮小するため、トレーダーに迷いが生じていて、最初に動いたトレーダーが弱ければ、全力で潰しにかかるため、上下に振れるということが起こります。

最近、ユーロ圏はロシアから60USD/bblで原油を購入する約束を取り付け、日本も同様にLNG購入に動いています。これはロシア採算割れのレベルとされ、また、ユーロ圏が黒字維持の水準です。

日本は貿易赤字でオワコンというより、原油価格次第で赤黒入れ替わるだけなので、原油が安くなると国内製造業が息を吹き返し、産油国の黒字が圧縮されてしまいます。

サイクルとしてドル円は下がり、リセッション入り後、金利が下がりドルキャリートレードが始まる頃が最もドル安になります。


そろそろドル円は底入れ(12/9追記)

1時間足

チャートで見ると、昨日が二番底なので、少しづつ枚数増加。VIX指数が上昇中のため、株式市場は利上げを折り込んでいます。DXYに比べて円は売られ気味。ユーロが強いのかもしれません。

WSJニック氏の記事を参考にすると、USD金利5%以上がターミナルレート、現在値3.75%、12月14日が+0.5%で4.25%、後は時間をかけて利上げする予定となれば、どこかで上向くことに。

パウエル議長はメッセージのミスリードを気にしたのか、ニック氏の記事を上手に使って、時間軸による鷹鳩双方を反映し、徐々に上げていくプランの模様。

当然のことですが、FRBは銀行です。
融資の大きい社債と有利子負債と個人不動産融資について、金利が下がってくると、銀行収益が減るため、サブプライムにも融資して補い始めるので、パウエル議長はゼロ金利に拒絶感があります。同時に利上げで負担をかけてもいけないので、そのバランスの難しさが、FRBのわかりにくさになっています。

下落時々踏み上げ(12/7追記)
日足
日足では、ドル円は完全に下落です。
しかし、何気なくドル円売りをしていると、振り落としのために踏み上げをするので、いつの間にか上昇に巻き込まれてしまいます。

今日は途中から急伸して、138円台を目指す勢いでしたが、これはショートロスカットの踏み上げの動きで、一度、ショートポジションを外してからでないと下げてくれません。

下落時するのも、ブラウン運動をしながら下がっていくので、ショートはすごく難しい通貨ペアです。
 ドル円の動き


タックスロスセル?(12/6追記)

現在、米10年債3.76%(水色)に対し、ドル円、ドルインデックスともに売られすぎです。
12月のFOMCは鳩予想なので、積極的にファンドマネージャーは減らしているのかもしれません。また、含み損が出始める水準なので、タックスロスセリングで売られたのか、近日の材料が多くありません。

それと、なぜか毎夜、NY時間のドル円は下落します。調子に乗ってドルを買い持ちしていると、就寝中に下落して痛い目に遭うので、スワップ狙いの場合は要注意。

ドル円相場


ドル金利出口戦略へ

ドルの推移
ドル円関連チャートと通時的な経緯

ドル円は下落圧力が強いです。
英語圏の見通しでは、ほとんどドル安基調です。
いや、ターミナルレートが5%超ならば、ドル下落はなさそうです。

しかし、米国内ではドル高憂慮が強く、FRBは利上げに消極的だったという見方があり、政治的理由が消える選挙後に、利上げ方針を見直せば良いと考えていたフシがあります。これが11月30日のパウエル議長の利上げ先送り講演。

2022年に入って、FRBは低金利安定利上げで良いと考えていたものの、突如、2月24日のロシアウクライナ紛争から原油が高騰し、3月にFRBが利上げ開始します。

今年は中間選挙の年なので、3月から最速の利上げスケジュールを組み、ちょうど選挙終了までスピード利上げを進めました。利上げは検証に時間が必要なので、ここまで短期間で利上げをするのは異例です。


バイデン政権への怨嗟の声

バイデン大統領の、ドル高歓迎のコメントwith アイスクリームは、米国内では批判が強く、新興国資金調達問題や、ハードランディング等の景気減退の指摘を混ぜた記事が増えました。

パウエル議長の本音では、利上げによるインフレ対策は過剰であるものの、ニック記者の報道あたりから、政治向けの建前としてタカ派を示していたと理解されはじめ、ドルが売られ始めました。

2回目の介入以降、非常に難しい相場だったのは、ドル高目線でドル売りが起きたためではないかと。

アイス



日本国内の動き

国内銀行は、日本国内に運用先がないので、かなり米国債を買っています。
しかし、FRB利上げにより債券の含み損が出たため、金融庁が問題視して地銀の検査を始めました。

利上げで含み損になったとしても、満期が来れば収斂するから問題なさそうですが、いずれにせよ、円売りドル国債買いの減少要因になります。

黒田総裁が交代し、銀行の運用先不足対策に関心ある人物が後任になれば、利上げ期待につながりますが、これは後日の判断事項。少なくとも、銀行にとって、ゼロ金利継続は死活問題であることと、これはインフレ輸出政策でもあるのですね。

金融庁
【2022年12月2日 日経新聞】外債運用リスク、地銀を重点検証 金融庁、中規模以上の20行 管理人材の不足課題


ドル円相場はどうなるのか

ドル円は、少なくともスワップ狙いでの買いはなく、売りを仕掛けるにも、戻り売りが基本ですが、崩れるのが早いと、売ったところが底値ということもあり得る水準です。

踏み上げ狙いで、買い支えも行われているので、結構難しい。



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