もしトラが確実でなくなりつつあり(7/23)
7月23日現在、トランプ前大統領(78)がわずかに強いものの、最初の演説を終えて、案外とハリス副大統領(59)は強そうだという雰囲気です。演説でアサルトライフル禁止を宣言するなど、なかなかやるではないかという評価。
21日夕刻の zoom オンライン会合では、3時間で150万ドル集めるなど、かなり熱狂的な雰囲気。トランプ陣営はミソジニスト、男尊女卑、特に白人男性優遇といった、差別主義者のような立ち位置になってしまったので、ハリス副大統領の立ち上がりが早いです。バイデン禅譲が吉とでる形に。
現職政党は不利に動く傾向があり、特に移民政策への不満、インフレへの不満が続いているため、7月上旬時点ではトランプ前大統領の有利でした。

心配されていたハリス候補への民主党内での支持関係では、ホイットマーミシガン州知事、クリントン夫妻、オバマ元大統領をはじめとして、支持を一本化しており、まずまずのスタートです。
トランプ大統領は有罪懸念の問題もあり、ハリス副大統領が検事出身であることから、因縁の対決の様相です。ハリス副大統領の政策は、中間層の構築、銃規制を挙げ、ウクライナ、イスラエルへの対策は、今後、演説で示されると思われます。ワシントン訪問中のネタニヤフ首相との会談では、ハリス副大統領はガザ攻撃が過剰である点を指摘し、支援は引き続き継続する方針のようで、ガザ攻撃を控える方向へ舵を切りたいよう。

バイデン大統領は、ハリス副大統領を移民問題に押し込めていたように、ハッキリ言う女性はどの国でも避けられる傾向にあって、前々回、HDRクリントンもまたトランプに敗北。

トランプ前大統領は、演説が上手く、追い上げが激しかったので、早急にハリス副大統領の体制確立ができるかどうか。勢いは本人の役の演じも必要なので、トランプを舌戦でやり込める人物をメイクしていますが、トランプは怒ったら負けなので、冷静に支持が取れる政策を打ち出すこと、おそらく、移民政策への反対、インフレソフトランディング、保護貿易強化を淡々と演説し、ハリス副大統領が攻撃しにくい地合を作っていくでしょう。
バイデン大統領 次期選挙撤退 マイノリティ戦再来

バイデン大統領が大統領選撤退との記事が21日付けで流れました。
民主党候補は、ハリス副大統領にほぼ決定です。
2024.7.22 BBC Biden drops out of presidential race and endorses Harris to be nominee
ハリス副大統領は、元々、検察官の経歴が長く、司法に通じ演説が上手な候補です。トランプ前大統領の演説上手と対となるので、単純に舌戦だけの比較ではハリス副大統領がバイデン大統領より強そうです。
政策の比較では、白人男性 VS 黒人女性 、移民拒否と移民歓迎と、ほぼ全て対。
ハリス副大統領は、おそらく優秀な人物ですが、とにかくやり込めなければ気が済まない性格なので、ここを突く共和党のネガティブキャンペーンが始まっているため、移民問題が火を噴いているので、自然と共和党有利の雰囲気で進んでいきます。
イスラエル支援に関して、トランプは強く支援の意向、ヴァイス上院議員はイスラム、中国嫌いなので、トランプ前大統領と方向性は一緒です。しかし、ウクライナ支援は打ち切ることがほぼ確実なので、欧州のバランスが変わり、ロシアが息を吹き返すことになります。
トランプ前大統領襲撃事件
トーマス・マシュー・クルックス容疑者(共和党員:20歳)によるトランプ前大統領(共和党)狙撃事件は、7月21日時点でも動機が不明です。銃弾が耳をかすめ、周囲の人に死者1名、重傷2名、狙撃者射殺・即死です。
クルックス容疑者は、地域の狩猟クラブでも銃の腕前が悪かったらしく、130メートルの至近距離から狙撃しています。銃器は父親の自動連射銃AR-15を使い、トランプの耳をかすめています。
クルックス容疑者は、地域の狩猟クラブでも銃の腕前が悪かったらしく、130メートルの至近距離から狙撃しています。銃器は父親の自動連射銃AR-15を使い、トランプの耳をかすめています。
この狙撃で不思議なところは、自動連射銃のバンプストックを外して、確実に仕留める機能を殺していたことで、腕が悪く、自動連射をしないことで、外しやすくなるため、個人的な動機、あるいは鬱症状の神経的な問題が原因かもしれません。
聴衆の19分前の動画撮影が残っているように、明らかに狙撃しそうなそぶりをしている人物がいるのに、シークレットサービスや現地警察が見逃されているのは、意外だったのか、警備ぐるみの狙撃なのか、現地メディアでは様々な憶測を伝えます。

動機がわからない
動機を洗い出すと、特定困難な数の理由が出てしまうため、容疑者の銃狙撃理由を絞り込むのは困難です。容疑者は共和党員なので、トランプ以外の候補にして欲しかったという見方もあります。
実際、イーロンマスクは共和党に献金し、民主党政見の移民政策に強く反対しており、ダイバーシティ、ポリコレ、移民といった政策を破棄するよう、トランプ前大統領に意見しています。また、もう少し若い世代の人に代えて欲しいという注文を出しています。

仮に、ポストトランプ共和党の場合、副大統領に指名された J・D・ヴァンス上院議員(39)が順当です。彼は「ヒルビリーエレジーアメリカの繁栄から取り残された白人たち」という、田舎の白人の困窮ループの物語を書き、トランプ政見誕生に強い影響を与えました。

仮にトランプ大統領再任の場合、移民政策を中止、利下げ、ドル安、ウクライナ・イスラエル支援削減(債権供給を減らし金利を下げるため)、米政府全公務員総入替、日本でいえば国家公務員全員解雇を掲げ、政策的には、貧富の差は拡大すると目されているため、政策面でも思い当たるフシが多すぎます。

仮にトランプ大統領再任の場合、移民政策を中止、利下げ、ドル安、ウクライナ・イスラエル支援削減(債権供給を減らし金利を下げるため)、米政府全公務員総入替、日本でいえば国家公務員全員解雇を掲げ、政策的には、貧富の差は拡大すると目されているため、政策面でも思い当たるフシが多すぎます。
ヴァンス上院議員は「ヒルビリーエレジー・アメリカの繁栄から取り残された白人たち」という、白人の田舎の困窮ループ物語を書き、移民であった白人達(アイルランド系)が貧困に囚われる怒りを描き、米国のマイノリティ・アファーマティブへに反発がトランプ政権を生みました。

クルックス容疑者は、勉強好きな、おとなしい白人男性であり、共和党政権の賛同者です。ヴァンス上院議員は女性蔑視的発言も見られ、Qアノン・白人ミソジニスト色が強いです。
- Qアノン:Q Clearance Patriot anonymous(匿名の全秘密情報閲覧許可愛国者) 秘密情報は外交・安全保障分野が中心だが、なぜか光のトランプ大統領が闇の政府DSと戦う話の投稿が中心。KKKのような振る舞いをする。
日本人男性でもよく見られる状態で、移民反対、貧困かつ結婚できない恋愛弱者増加、Qアノンにも似た陰謀論も活発で、不思議と、米国と日本では似たようなことが起きています。
急がれるポストバイデン
バイデン大統領(81)は目立つ形で物忘れが見られることから、そろそろ交代した方が良いという意見が強いです。しかし、それが簡単にいかない事情があり、有力政治家が政権ゆえの問題を抱えて、支持率を軒並み下げています。

ハリス副大統領(59)

順当にいけば、副大統領ハリスが順当な後任であり、ほぼ、彼女を推す流れに。しかし、彼女は有力な政治家からの評価に比べると、民主党内で一番人気がない政治家であり、極めてパワハラが激しい人物という指摘が強いです。
副大統領オフィスは、最もボランティアが辞めた事務所であり、日本でいえば豊田真由子が総裁選に出馬するようなもので、ここから大統領候補に立候補すると、過去の当たり散らした動画や音声がメディアに流されるおそれもあり、おそらく、バイデンよりましという程度で、選挙としては民主党は捨てている可能性があります。
副大統領オフィスは、最もボランティアが辞めた事務所であり、日本でいえば豊田真由子が総裁選に出馬するようなもので、ここから大統領候補に立候補すると、過去の当たり散らした動画や音声がメディアに流されるおそれもあり、おそらく、バイデンよりましという程度で、選挙としては民主党は捨てている可能性があります。
ハリス副大統領は移民制度に熱心で、積極的に受け入れを指揮してきたため、移民と言えば、ハリス副大統領の顔が米国人の頭に思い浮かぶほど。移民による犯罪への反対が強くなっていることもあり、政治思想的にも、人格的にも、大統領になるのは苦難の道になりそうです。
このあたり、バイデン政権の移民反対のあおりを一身に受けるため、政権の汚れ役が集中している議員でもあり、移民を介した薬物や窃盗の問題が起きると、彼女支持率がジワジワと下がってしまいます。
このあたり、バイデン政権の移民反対のあおりを一身に受けるため、政権の汚れ役が集中している議員でもあり、移民を介した薬物や窃盗の問題が起きると、彼女支持率がジワジワと下がってしまいます。
グレッチェン ホイットマー ミシガン州知事(58)

民主党議員のうち、ポストバイデンとして最有力候補と考えられる人物です。Z世代の人気が強く、2028年大統領選挙では立候補する予定と宣言しています。
2028年というのは、今回の選挙では、ミシガン州が、最もイスラエルによるガザ攻撃の批判デモが強かった地域にあるため。ホイットマー州知事は、抑え込みの過程でイスラム票を失う結果となったことから、支持率を大きく下げ、今回は彼女は大統領選挙は諦めています。
銃規制や中絶権利保護等のラジカルな政策に取り組む議員であり、比較的若い世代に人気があります。

ギャヴィン・ニューソム・カリフォルニア州知事(56)

民主党内で共和党寄りの方針を取り、安定した支持基盤を持っています。しかし、コロナ対策で2021年にリコール・リコール選挙があり、大統領選挙を狙うほどの安定した票を獲得することが難しいようです。カリフォルニア州は、知事リコール事例が多く、政権基盤が不安定になりがちです。

ピート・ブティジェッジ運輸長官(42)

政府内実務を支える人物として、大統領を狙える人物と目されています。若くしてコミュニケーション能力が評価されています。現時点では、大統領選を争う準備不足が否めません。







