今回のハマステロ行為の犠牲になられた方に、追悼の意を記したい。イスラエルは非人道的という批判と、ガザ住民の生活サポートをしていたという良い面も指摘され、国際的にはとりあえずハマス排除が最優先です。犠牲になるのは、常に、寄る辺なき民です。
イスラエル、難民キャンプへの空爆、これは何なのだ!(11/1)

イスラエル軍がガザ地区難民キャンプに空爆。
普通の国なら、イスラエルと国交断絶ですが、岸田首相は特に明言せず、日本は本当にダメになっていきますね。
地球を見ている神がいたとしたら、間違いなく、生きるのも精一杯の難民キャンプへの空爆が気になるわけで、首相の給料年間何十万円増えるとか、もう、世界的にはどうでもいいことでしょう。
世界中で、イスラエルへの非難が高まり、イスラエル支援国が二分されるほど関心が高まっています。こういう状態だと、日本は役に立たないから、もう放っておきますか、という状態に。世界の人の流れから遠いところにいると、国力低迷は免れないのです。
お金配ってるだけの、かっての栄光が忘れられない元先進国。
お金配ってるだけの、かっての栄光が忘れられない元先進国。
ハマス軍事行動の背景
ハマスはガザ地区を実効支配する軍閥イスラム組織であって、パレスチナ自治政府と異なる第一次インティファーダ(1987)で派生した蜂起軍です。現在、イランシーア軍傘下組織と判明しています。
ガザはパレスチナ人にとっては、先祖伝来の根拠地であって、ここはハマス本拠地として守りが強く、ユダヤ人の入植活動へ反発が強い地域です。現在のガザは、天井のない監獄と呼ばれる隔離地に230万人を押し込められています。
ガザはパレスチナ人にとっては、先祖伝来の根拠地であって、ここはハマス本拠地として守りが強く、ユダヤ人の入植活動へ反発が強い地域です。現在のガザは、天井のない監獄と呼ばれる隔離地に230万人を押し込められています。

インティファーダ少年の投石 ゴリアテに投石するダビデが立場逆転として評判(イスラエルへの痛烈皮肉)
今年10月10日時点、イスラエル国防相がガザ住民を動物呼ばわりし、ライフライン遮断し、17日に病院が爆発し、現在、イスラエルが警告を出して砲撃したと伝わり、イスラエルは中東全ての国から非難されています。病院砲撃すると、負傷者の救いようがないので、言い訳できません。
最悪の場合、230万人の虐殺は人類史上レベルの大惨事なので、報道のたびに、人間の怖さを思い知らされます。
最悪の場合、230万人の虐殺は人類史上レベルの大惨事なので、報道のたびに、人間の怖さを思い知らされます。
ハマスはパレスチナ人の思い入れの強い飛び地のガザを実効支配している
ガザ地区はパレスチナ自治区の飛び地にあり、神がアブラハムに与えたカナンの地(創17:9)の外にて、サムソンがパレスチナ人を皆殺し(物騒)にしたり、ダビデがゴリアテを倒した伝説の地です。
相続関係を加えると、ムハンマドの出身のクライシュ族は、アブラハム庶子イシュマエルの子孫、アブラハム孫イスラエルの兄エサウは、ペリシテ人の祖先です。そのため、煮豆で長子権盗って猛々しいと、日本人には、よくわからない文句を言うことがあります。
旧約の遺産相続が複雑なので、アラビア人にもエルサレムに住む権利があると、上記の反論をすることがあります(純粋な民族系統はなく、全て自称です)。
相続関係を加えると、ムハンマドの出身のクライシュ族は、アブラハム庶子イシュマエルの子孫、アブラハム孫イスラエルの兄エサウは、ペリシテ人の祖先です。そのため、煮豆で長子権盗って猛々しいと、日本人には、よくわからない文句を言うことがあります。
旧約の遺産相続が複雑なので、アラビア人にもエルサレムに住む権利があると、上記の反論をすることがあります(純粋な民族系統はなく、全て自称です)。

1948年にイスラエル建国後、米国カーター大統領がイスラエルに強い関心を示して、仲裁役を直接行うようになり、イスラエルは近隣国とも和平条約を結び、現在、サウジ、トルコとも条約締結に動いています。不思議とイスラエルは民主党政権の大統領から、非常に良いタイミングで、親イスラエル政権が誕生しています。
- 第四次 中東戦争終了後、1978年9月に、カーター大統領(民主党)の外交努力により、エジプトとイスラエルが和平
- 1993年、イスラエルとパレスチナ自治政府の間で、クリントン大統領とノルウェーの仲介によるオスロ合意が成立(ハマスはオスロ合意に反対)
- 1994年、イスラエルとヨルダンはクリントン大統領(民主党)を交えて平和条約調印
- トルコとイスラエルは和平構築中
- イスラエルとサウジがバイデン(民主党)政権仲介により関係構築中
イスラエルは強大な軍事国家に成長し、ガザを実効支配するハマスは、頼れる国がなくなっていき、イスラエル紛争から距離を置いた、シーア傘下に入るようになります。
2023年10月の兵器確保を短時間でできたのは、60億ドルの韓国国内のイラン銀行資産凍結が解除され、これがイラン黒幕説の根拠になっています。


これらの動きを並べると、イスラエルでテロを行う千載一遇のチャンスが訪れ、奇跡的に、9月から10月の間に監視の目をかいくぐり、テロが起きたようです。
血塗られたノーベル平和賞
カーター大統領(1924-)は平和に貢献した人物として、ノーベル平和賞を受賞しています。
エジプト・イスラエル問題の紛争調停に注力し、この歴史的和解がキャンプデーヴィッド合意(1978)。当初の大使館や国務長官の交渉が首尾良くいかず、徐々に大統領が自ら交渉に入っていきます。
この合意によって、パレスチナ人は有力な支援国エジプトのはしごを外されてしまい、イスラエルが君臨するきっかけになります。

中東紛争の始まりは、バルフォア宣言(1917)から30年後、1948年英国委任統治終了日、イスラエルは自ら建国宣言し、シリア、エジプト、レバノン、ヨルダン、イラクとパレスチナ戦争(中東戦争)が勃発します。イスラエルは米英の協力を得て連戦連勝し、領土を拡大します。
1973年10月6日贖罪の日に、シリア・エジプト軍がイスラエルに戦いを挑み(第四次中東戦争)、ここでイスラム側が善戦し、イスラム側は雰囲気が反転して強気の交渉を始め、原油調達に支障が出始めます。そして日本には、オイルショックの爪痕を残し、高度経済成長時代が終了しました。

REUTERS Under the Iron Dome: Israelis takes cover amid Hamas rocket barrage(pictures)
2023年10月、第四次中東戦争の50周年の翌日10月7日に、武装集団ハマスはイスラエルにミサイル飽和攻撃を行い、防空システムアイアン・ドームをかいくぐった砲弾がイスラエル居住区に着弾します。この日程の意図から第四次中東戦争が惹起され、原油入手難や第五次中東戦争ではないかと懸念の声も。
イラン VS サウジアラビア 代理戦争
ハマス背後支援をするイランは、イスラム教シーア国です。
シーアとは派という意味なので、シーア派は派派になるのは置いといて、ムハンマド宗家アリー(養子)とファーティマ(娘)夫妻の末裔をイマームとして、世襲制の統治者を置く宗派です。
そのため、米国が民主化介入すると、交渉が紛糾しやすくなる国体です。
シーアとは派という意味なので、シーア派は派派になるのは置いといて、ムハンマド宗家アリー(養子)とファーティマ(娘)夫妻の末裔をイマームとして、世襲制の統治者を置く宗派です。
そのため、米国が民主化介入すると、交渉が紛糾しやすくなる国体です。
現在のシーア盟主がイランであり、スンニ盟主がサウジアラビア。概ねスンニ大国は米国によって抑えられてしまったので、シーア(イラン、イラク)が取り残され、イスラム分断交渉に危機感を持ち始めています。
イスラエルは第三次中東戦争まで圧倒的な力を持つ軍事大国で、米国の力を借りてパレスチナ人を収容所に押し込め、武器もって、勝手に土地を奪う入植活動を行ってきました。急速な版図拡大の現地では、悲しい出来事もあります。
このようなイスラエルの行動に対して、国連安保理において「イスラエルによる強制収容所隔離政策を停止する提案」が出されても、米国が反対するため合意が得られません。

AFPBBNews 2008年4月24日「ガザ封鎖はナチス収容所と同じ」、リビア大使発言に仏など退席 安保理
2023年のイスラエルへの攻撃だけならば、ハマスが一方的に悪いものの、イスラエルのパレスチナ住民への入植を踏まえると、一方的にハマスを国際世論で叩く構図にはならないでしょう。
さらに、10月17日にイスラエルが病院を病院を砲撃したという報道があり、ヨルダン、エジプト、パレスチナ自治政府の首脳会談が中止となり、イスラエル・米国は中東の敵となりつつあります。
一方、日本の岸田首相は、航空運賃3万円セコメガネ批判に「やっぱ無料」と言ってるらしく、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ、現地は病院砲撃されて大騒ぎですよ!

2023.10.18 CNN 米大統領ら参加の首脳会談が中止に、ヨルダン発表(病院砲撃に激怒らしい)
なぜ易々と、音楽フェス会場にテロリストが侵入できたのか
イスラエル国会で7月に司法改革が行われ、最高裁が国会議決結果を審議できない法律を可決し、議会が紛糾します。これに対して、イスラエル全土で与党に対する抗議活動が起こり、国家機能が一部停止し、その隙を狙われたという説が有力です。
JETRO 2023.7.26 司法改革法案が可決、野党は採決をボイコット(イスラエル)

BBC 2023.7.25 イスラエル、司法改革法案を可決 激しい抗議行動が続くなか
この司法改革法案は、立法府の優越的立場を与えるもので、国会議決の司法違憲審査に優越し、多数決で思い通りにコントロールできてしまいます。一説には、シオニストが民族浄化正当化目的での司法改革をしたものらしく、イスラエル人は政権のパレスチナ外交に反対のようです。
とはいえ、テロを目の前にして、国会の政争の場合ではないということで、与野党挙国体制を組んで、必死に政府機能を再構築し始めました。
イスラエルで国家を二分する抗議活動が起きていなければ、テロの付けいる隙はなかったでしょう。
2023年10月11日 REUTERS イスラエル政権、緊急の挙国一致政府樹立で野党トップと合意マタイ、ダニエル、エゼキエル預言の書
旧約聖書預言の書は、100%当たるわけではなく、どこかしら、違うところがあります。
たとえばミカ書に沿ってイエスの誕生地をベツレヘムとしたり、ヨナ書では滅ぶとされたニネベが滅ばなかった等々、細かいところは違いがあります。

イスラエルシャロン首相が2000年9月にエルサレム神殿岩のドームに立ち入り、イスラム教徒を挑発した事件。2018年5月、トランプ大統領がエルサレムに大使館を置いたこと。この二つの出来事により、オスロ合意が崩壊します。
マルコ福音書「憎むべき破壊者が立ってはならない所に立つのを見たら」
"So when you see the 'abomination of desolation,' spoken of by Daniel the prophet, standing where it ought not"
こちらの欽定訳を参考にすると、禁止された立ち入りが破壊を招き、その後洪水があり、ペルシャ4人目王の王がギリシャ王国と戦ってキリスト再臨が近づく。これはダニエル書9:25参照。
"So when you see the 'abomination of desolation,' spoken of by Daniel the prophet, standing where it ought not"
こちらの欽定訳を参考にすると、禁止された立ち入りが破壊を招き、その後洪水があり、ペルシャ4人目王の王がギリシャ王国と戦ってキリスト再臨が近づく。これはダニエル書9:25参照。
エゼキエル書では、イスラエルとマゴグにいるゴグが戦い、大地震が起きると説明されています。
雲の再臨の預言は、天にある水(神の霊)を通じたものですが、信徒には不品行、酩酊であることが禁じられますが、普通に軽い感覚で良いかもしれません。偽予言者が出現するので、引っかかってはいけませんので。
雲の再臨の預言は、天にある水(神の霊)を通じたものですが、信徒には不品行、酩酊であることが禁じられますが、普通に軽い感覚で良いかもしれません。偽予言者が出現するので、引っかかってはいけませんので。
イスラエルシオニスト(旧約原理主義者)は、預言書を自己実現しようとしているため、預言と現実を突合させることは正しくないと思われ、教会説教で読み上げ、一日でも、戦争を早く終わらせて欲しいと、祈るべきビジョンとして記されたものです。
預言の書が外れる未来こそ、預言者が期待した結果です。また、神秘的な超常現象は起きないとイエスは伝えています(マタイ12:39)。
預言の書が外れる未来こそ、預言者が期待した結果です。また、神秘的な超常現象は起きないとイエスは伝えています(マタイ12:39)。
ダニエル書終幕、破壊の敵意から1290日(3.5年)とも読め、その後、1335日(45日後)を待ち望む者が幸いとし、ここがおそらく再臨の日。再臨は世の終わり、復活の時として、世界支配権を神が取り戻す日とされます。

預言の書は、本来、これが言いたかったわけではない
イラン VS イスラエル 米国の図
イラン最高指導者アリ・ハーメネイー師、シーア軍がコッズ(イスラエルの意味)、それと別に国家と国軍があり、シーアが上位にあります。コッズはヒズボラ(レバノン)、ハマス(パレスチナ)を傘下に収め、イランが実質的なラスボスです。
コッズ司令官ソレイマーニーは、2020年に米軍無人機により暗殺され、後任エスマーイール・ガーアーニーです。世界中に活動員を潜伏させているとされ、実際、米国Z世代はパレスチナ寄りの人が多く、ネットワーク回線を通じた情報戦も行われています。

日経新聞 中東軍事力バランス図
これから考えられる懸念が、ロシアがコッズに付く図式で、こうなると、世界大戦です。
しかし、ロシアはイランに武器を売るくらいしかメリットがなく、対エルサレムに立ち上がる地理背景も大義もなく、周辺国を押しのけて戦争に入るのは不自然です。

イランとロシアとクルド人が動く中東
イランコッズがヒズボラ(レバノン)、ハマス(パレスチナ)を支援しているのは周知。
ロシア安保理決議案の双方停戦提案は否決。ハマスに対して人質解放、イスラエルには人道的停戦を求め、米国は「ハマス書け」で反対。ブラジル一時停止案を採択にかけるとも。
2023年10月15日 REUTERS イランがイスラエルに警告、「戦争犯罪」続けば影響拡大
新約の時代、ユダヤ人がユダヤ戦争(66-74)で離散したのは、ユダヤ人とセレウコスシリア遺民(ギリシャ人)が争って、ネロにユダヤ人が賄賂を送り、ユダヤ人に有利に働くよう仕向けたからでした。これに怒ったギリシャ人が紛争を起こし、ローマが介入して神殿を破壊します。ユ
2000年前と同じことが、現代に起きていて、お金の力を骨の髄から知っているユダヤ人が、大国を振り回す図式も同じ。今の時代の方がお金の力が強いから、ガザ殲滅までいかざるを得ないかもしれません。
イランコッズ側は、予想以上に強く、米国兵器の弱い都市ゲリラ戦に特化しているため、ハマス2、ハマス3が立てこもった都市は、イスラエル軍が根こそぎ破壊というのが、最悪の予想。
それと、クルド人というサイクス・ピコ協定で割を食った民族の動きが活発ですが、彼らは油田地域を抑え、この民族を攻略していたのがISISとアルカイダなので、これらをイランが自国にアルカイダごと取り込んでしまうと、オセロのように盤面が逆転してしまいます。
中東は不確定要素が多く、先行き難しいです。













