マウスのチャタリングがひどくなってきたので、マイクロスイッチ交換による修理をしました。今回は、LogicoolのM280(USB)とM557(Bluetooth)です。
マイクロスイッチ
マウス用のマイクロスイッチを探すと、ほぼオムロンしか入手できません。
中国製の高耐久仕様のものもありますが、選別品らしく、安定供給できないため、型番指定でも通常品が届くようです。
Logicoolのマウスでkailh(カイル)のものが使われていますが、これはタクトスイッチが使われています。
タクトスイッチは金属のドームと接点の接触で導通させるもので、ベコっという感触で静かです。本来、マウスはマイクロスイッチが使われていましたが、低コスト化と静音のためにタクトスイッチが使われます。
ゲーミングマウスはクリック数が多いので、更に耐久性のあるスイッチが使われています。
左がオムロン様のマイクロスイッチ、右がパナソニック様のタクトスイッチの断面図です。 更に、基板に直づけのメンブレンスイッチというものがあり、加えてLED発光機能も付加されることがあります。
今回、チャタリングという常時offになる老朽化が起きているため、交換します。
取り出した結果からは、
M280は Kailhのタクトスイッチ(無名)
M557は Omronの D2FC-F-7N(中国製)
が使われていました。
左から、Kailh(M280)、OMRON中国(M557)、OMRON(交換品)国内と並べると、外形はほぼ同じなので、そのまま交換できます。
クリック感ではkailhの方が静かなので、Alibabaから入手する人もいます。amazonでは品切れでした。いずれも、ほぼ1本100円です。 マウスはねじとプラスチック爪で合体しているため、簡単に分解でき、中に基盤が入っています。この際、ホコリは全て除去し、手垢は重曹水で除去します。重曹はアルカリなので、脂分を落とすには最適です。
Bluetoothマウスが故障したままだったので、こちらも分解して清掃します。こちらは、視覚的にわかりやすいところのネジを取ると、簡単に外れます。
マイクロスイッチの交換
マイクロスイッチはハンダ付けされているので、ハンダ除去が必要です。
三端子あるので、一つずつ除去できないため、以下のように三本同時に温め、ペンチで抜きます。この際、熱が三本に分散するため、温度調節機能で最大温度にして、一気に抜き取ります。ここはかなりコツがあるので、手先が器用でなければ、ペンチでマイクロスイッチを破壊して、一本づつ抜くと簡単です。今回は除去後のマイクロスイッチを残すため、無傷で取りましたが、いずれ捨てるので、壊しても問題ありません。
除去後、穴にハンダが埋まっていて、マイクロスイッチを挿入できなくなるため、ハンダゴテでランドを温めて、そこに銅線を貫通させて穴を広げます。
分解と同じようにはめていき、Bluetooth認識させて完了です。これでほぼ新品並の使い心地に。ヤフオクでチャタリング不良品が安く出品されているので、新しいマウスを買うより安上がりで入手できます。マイクロスイッチは金属っぽさがあるので、タクトスイッチから交換したマウスは違和感は残ります。ここは好みですね。































