以下の内容はhttps://sophie-mercure.blog.jp/archives/2016-05.htmlより取得しました。


今回の使える商品はハエ用粘着シート、使えない商品はコバエ捕獲器(ゼリー)と有機石灰。

スイカにはウリハムシやハモグリバエ(エカキムシ)という難敵がいます。
害虫はいないのに葉を食害されているという、食事時間が決まっていて隠れてしまう害虫は非常にやっかいです。また、ハモグリバエは葉の内側に入って食害するので、一見して虫は見えませんが、葉に絵を描いているかのような白筋ができます。

ウリハムシはスイカやキュウリのような瓜科の植物の葉を食害する害虫ですが、黄色を目指して飛ぶ性格があるので、黄色の粘着紙を使うと捕獲できるといいます。ウリハムシ用の黄色粘着シートは他にもいくつかあって、一枚あたり50円~200円程度のシートが一般的です。
イメージ 3 家の塀は害虫、風、防雨に良い

元々、ウリハムシ向けに黄色粘着シートを使う予定でしたが、今回はスイカにモグリバエの白筋が見えたことと、暖かくなりコバエが顕著に出回るようになったので、たまたま見かけたコバエ用粘着シートとコバエ捕獲器ゼリーを使ってみました。
イメージ 1 使う前に、はがすだけ

結論
ハエ用粘着シートは使えます。色だけならウリハムシに使えるかもしれません。ただ、ソフィーさんの家庭菜園は農耕地ではなく住宅内であり、近くに瓜科植物を植えている方はいないので、ウリハムシの比較ができていませんが、とりあえず飛来したら粘着シートに兼ねていただくことにします。
イメージ 2 ゼリーは捕れないどころか蒸発

ダイソーで石灰を売ってるんだ~と思って、有機石灰なるものを買ってみたのですが...これ卵の殻ですよね。ラベルの三州食品って、卵食品の会社だから、明らかに卵の殻。土中に溶けたり、植物が吸収できる形で土中に混ぜられないので、木酢液や、ボカシ肥料に入れて分解させれば、使えないことはなさそう。イヤ、炭酸カルシウムって有機物ですらありませんし。
イメージ 4 ダイソー有機石灰の中は卵殻

でも、卵の殻は石灰と同じ物質なのですね。

こんばんは。
ふふふ、もうソフィーさんはナメクジごときには遅れを取りませんわ。
最初に最適解を書いておくと、リン酸第二鉄ベイト剤が優秀です。

去年は大量のナメクジによって、樹木以外の庭の植物は枯らされてしまいました。秋口の長雨がナメクジに大繁殖の場を与えてしまい、庭は不毛の大地と化してしまいました。

子供のアサガオやホウセンカは、すぐ傾いて倒れるので不思議でしたが、イチゴを育て始めて夜も庭を見回るようになると、ナメクジとヨトウムシが繁殖しているとわかりました。日本中の農地や菜園は、ナメクジとヨトウムシだらけかもしれません。夜行性で駆除剤が少ないので、駆除コストが跳ね上がり、農業的に高価な駆除コストの害虫と一緒に残ってしまいます。
イメージ 4 庭に生息する天敵ツチガエル

ヨトウムシは米ぬかがベイト剤になるというので、所々に配置し、駆除に努めてみたところ、以後、不審な行動はありません。また、春にはダイジアノンを土に混ぜて土中害虫を予防しています。もう一方のナメクジさん、ベイト剤のMICナメクジ退治(リン酸第二鉄)とメタアルデヒド両面で駆除することにしました。

サンショウウオやツチガエルがナメクジの天敵らしいですが、農薬や外来生物に駆逐されて見かけなくなってしまい、生態系バランスが崩れてしまったのかもしれません。現時点で有力なナメクジ駆除は以下のものです。

○ペットボトルにビールを入れておくと、勝手に入って溺れ死ぬ
○メタアルデヒドのベイト剤で駆除可能
○リン酸第二鉄のベイト剤で駆除可能
○銅を嫌うので、銅素材で防御
○プランターの裏側などを洗浄してナメクジを発見して処分
○消毒アルコール、木酢原液をかけると駆除できる。塩は粘膜を分離されるうえ、植物への塩害がある。
○プランタースタンドを入れて、ナメクジの巣を作らせない(風通しと日射の確保)

ソフィーさんはビールを飲まない人なので、ビールは試していませんが、消毒アルコールと木酢原液は、数回噴射すると動けなくなります。いずれ黒く炭化してしまうので、浸透圧が原因で脱水症状を起こすのでしょう。現象はアルコールも木酢液も同じです。

メタアルデヒドは、フルーティーなフレーバー大豆バーな臭いがするので、小動物の食をそそりそうなので(イチゴを食べたネコは食べそうな気がする)、カバー付きのものしか使えません。

ナメクジの嗅覚はソムリエ並
ナメクジがビールという人工物に寄るのはなぜでしょう
ビールは麦芽にデンプンを糖質に分解する酵素が含まれ、酵母が糖質をアルコールと二酸化炭素を生成したもので、仕上げに、ホップ精油が苦みや香りを加えたものです。

長年の熟成を経た高級ワインは、樽の中でアルデヒドや酸化物を揮発させて飛ばして除去しているのですが(経年でワインの量が減ります)、最初から長期醸造したお酒のような、不純物の少ない味を持つのがビールです。ナメクジは高濃度のアルコールには寄らないので、エステル香に寄せられるのだと思われますが、ビールのエステル香がお好きなら、バナナやリンゴの臭いも好きでしょう。エステルとアルデヒドをかぎ分けられるなら、意外とワインのソムリエに向いてるかも。

ナメクジ・リン酸第二鉄と人・パラコート剤は同じ現象
リン酸第二鉄は強い還元反応があれば、イオン化した二価鉄イオンが活性酸素を生成します。活性酸素はDNAを破壊するガン細胞発生源なので(水素水で除去できるものではありません。念のため)、消化器官付近から腫瘍化してしまいます。人間だってパラコート農薬を経口飲用すると緩やかな死を迎えますが、あまりに自殺に使う人が多かったため使用禁止になってしまった農薬もあります。これは、リン酸第二鉄の還元酵素が共生菌かナメクジにあるからですが、乱用すると、将来、耐性を持つ種が出ることを暗示します。

リン酸第二鉄はナメクジを駆除できますが、毎朝になると全部空になるので不思議に思っていました。鳥の排泄物を見て、スズメのえさになっていたことに気づき、スズメを餌付けする気はないので、ダイソーおしぼり置きを鳥よけにします。
イメージ 1

【WINEPブログ】2008-05-06 18:26 リン酸第2鉄はなぜナメクジに効くのか
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-106.html
※ 東大名誉教授様のブログ。さすがです。

ナメクジはリン酸第二鉄の混じったベイト剤が好物らしく、すごく嬉しそうにぺろぺろとなめまくります。とにかく致死量を超えるところまで食べさせて、巣に帰って休んでいるうちに体内が腫瘍だらけになって動けなくなって死んでしまいます。
イメージ 2 美味しそうに食べてます

ちなみに、ナメクジが仲間の死体を食べるのをソフィーさんは見たことがあり、未消化のリン酸第二鉄を吸収してしまうと仲間も道連れにするのでしょう。だから、精一杯、ベイト剤を食べさせるのが重要です。ベイト剤は今のところ優秀なので、悩まされている人は常備しておいた方が良いです。

ちなみに、ナメクジはマメ科植物が大好きなので、ヘアリーベッチがおとりに使えます。イチゴに近づいても、次々育つヘアリーベッチを先に食べてくれるので、食害を確認できたら駆除開始するという効率的な使い方ができています。たまたま緑肥として植えていましたが、ヘアリーベッチは盾になってくれるので便利です。

アルデヒドは糖類と水を二酸化炭素に変える
果実や樹木にはアルデヒドがあるので、ナメクジはアルデヒドの分解酵素を持っているはずです。水と多糖類でできているナメクジは、酵素のキャパを超えたアルデヒドがあると、ナメクジの身体と水分を二酸化炭素に変えられてしまいます。

ラット実験では、メタアルデヒドは400mg/kg(体重比)の経口摂食で内臓出血に至っているので、犬猫であれば1g程度でおかしくなってしまうし、ナメクジなら囓っただけでも内臓から水が消えて即座に身体が崩壊してしまいます。

農薬評価書 メタアルデヒド 食品安全委員会2009
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/10/dl/s1029-8l01.pdf

メタアルデヒドを使ったベイト剤は、すぐに許容量を超えてしまうらしく、しばらく食べていると、のたうち回って動けなくなってしまいます。
イメージ 3 のたうち回って炭素化したナメクジ

直接遭遇時
夜に見かけたら、木酢原液か70%アルコールで2、3吹きすると、動かなくなって死んでしまいます。木酢液を塗布しても、翌日にはナメクジが寄ってくるので、忌避効果はないと思います。木酢液の方がコストが安いですが、汚れや臭いが合わなければアルコールでも同じ効果があります。

こんばんは。
今日帰宅して、イチゴをそろそろ収穫しようと思って目を離した隙に...

イチゴがない!
イメージ 1

わざわざスイカ用キャップを外して、食べたヘタをそのまま残していくとは。
ネズミは二つも同時に食べないし、こんな食べ方をしない。
猫は食べるのか調べてみると...やっぱりイチゴ食べますね。

最近、近所の野良猫が徘徊していたので、狙ってたのかな。

ナメクジに猫に、本当にイチゴは敵が多いです。
猫よけシートでも敷いときましょう。

こんばんは。
四季なりイチゴの花が咲きました。

播種から215日の経過したところですが、この四季なりイチゴは、とちおとめほどに炭疽病やうどんこ病に苦しむことなく、手軽に育ってくれました。

この苗はプラグトレイで肥料が少ない状態で育ち、肥料分の少ないプランターで成長し、市販のイチゴ培養土を使わないで育てました。ヘアリーベッチを緑肥として混載し、今は繁茂した状態のままマルチとして下草にしています。
イメージ 1 葉の下にヘアリーベッチの花が見えます。

日当たりの良い場所に置き、一日中光が当たるようにしたので葉も上手く展開してくれました。四季なりイチゴは日射量を多く、余計な肥料を入れないで育てると育ちやすいのかもしれません。

こんばんは。

埼玉県の森林公園は、子供の日は子供の入場料は無料です。
実家から帰るのにたまたま立ち寄ったのですが、小人入場料80円が本日は無料...元々、子供の入場料は安めに設定されているのですね。
イメージ 1 水遊びをする長女(どこ?)  今日は暑かったです。

キッズドームに、冒険コースに、水遊びに、ポンポコマウンテン、かなり遊びでがあります。うちの娘はポンポコマウンテンと称する巨大トランポリンがお気に入り。もう、最後まで、巨大トランポリンで遊んでましたね。
イメージ 2 長女と次女遠影。ずっとここに。

あまりに施設が広く、帰宅時は二人の娘はクタクタです。
イメージ 3 閉門後なので人もまばら。今日は混み混み。

国営武蔵丘陵森林公園
http://www.shinrinkoen.jp/


子供の日といえば、保育園落ちたの人は、今は何をしているのでしょう?

気になったので見たところ、twitterのアイコンが落選さんになっていますが、ツイートもしていて、彼女、ソフィーさんの会社の方にもリツイートされています。内容的に、比較的時間と心の余裕がある様子。ブログ開始日が2/15、ツイッター開始日が2/18。

・2/15に保育園永久落選は決定せず、順番によっては4/1以外の入園もあるのでは?
・1歳といえば、寝付けなかったり、泣き止まなかったり、ハイハイして色々な所に行ったりする怪獣の時期なのに、彼女の関心が何故保育行政限定なのか。
・親類宅から通園させたり、託児の選択肢の情報が全く出てこないのはなぜ?
・ブログにこだわるのは朝日新聞だけで、他紙は待機児童を抱える他の母親に主張を語らせている(ブロガーが「落ちた」だけしか書いておらず、実は裕福だったり、親族を頼った可能性が否定できない)

最近まで、家のテレビはNHK教育の「いないいないばあ!」及びアンパンマンの録画しか見てないし、すぐ病気になるので医療費の申請を出したりと、あまりにソフィーさんの子育て環境と関心が違いすぎます。この時期の子育ては精神的に追い詰められます。

ツイッターやブログや朝日新聞の問い合わせに回答する時間なんてないと思うし、23区内にお住まいで、朝夕の仕事オフのツイートって、お仕事を普通にされていて、育児という不定期なことはしてないと思う。不満じゃないですよ、もう少し、お子様のことを気にしてあげた方が良いと思います。あと、「落選」というアイコンではなく、「息子命」くらいでいいと思う。

<追記>
年収が高いのではないかと直感したのですが、既に明らかになって炎上した後でした。失礼しました。

【togetter 4/3】
日本死ね の人 実は年収960万以上じゃないの?という話が拡散し、弁明するも、信じられないと反発の声
自分の都合の悪い情報を伏せると?こういう事態にもなるという教訓、民進党の山尾志桜議員の話も、同時にクローズアップされた模様 なおこれは 叩き が目的ではありません(推理などで検証してもらうのはかまいません)待機児童 という問題を考えるまとめです。
http://togetter.com/li/958337


保育園落ちた人@はてな匿名ダイヤリー
http://anond.hatelabo.jp/20160215171759

保育園落ちた人 (@hoikuenochita) | Twitter
https://twitter.com/hoikuenochita

【朝日新聞デジタル】「保育園落ちた日本死ね!」 匿名ブロガーに記者接触 仲村和代2016年3月4日11時09分
http://www.asahi.com/articles/ASJ3355J2J33UTIL01N.html

使用感の違い

ソフィーさんが片時も離さず使っているのが、ロートメンソレータム。

メンタームという、メンソレータムに似た雰囲気の、値段の安い商品が気になっていたので、効き比べをしてみました。近所のドラッグストアでメンソレータム598円、メンターム298円と、メンソレータムの方が倍くらい高いです(2016年時点)。
3d3006b9.jpg
  間違えないけど似てる

まず簡単に使用感の違い。
洗い物後の両手に塗布した結果では、ほぼ変わりません。

ガーデニングで土を手でいじってから、入浴後に両者を塗布すると、ロートの荒れが少ないため、高pHの土や微生物に触れた後はメンソレータムの方が良いようです。土いじり後は肌表面が傷つくからか、違いがあります。


成分比を比較してみると、ユーカリはメンソレータムが多く、ワセリン成分もメンソレータムの方がにおいが強いです。メンソレータムはイブプロフェンの一用法の特許を保有、製品群の一部がセルフメディケーション税制の対象など、医薬品の下位(メンソレータム)、軟膏の中核(メンターム)という位置づけで、ブランド戦略上はメンソレータムは有利なのかもしれません。

表示成分は、ほとんど同じです。
dl-カンフル 9.60%
l-メントール 1.35%
ユーカリ油 1.30%(ロート1.50%)

白色ワセリン 66.44%(ロートなし)
黄色ワセリン 16.63%(ロート87.07%)
パラフィン4.00%(ロートなし)
パイン油 0.36%(ロートテレビン油)
  •  メンタムという名前では、白石薬品メンタム、田辺メンタムS(現コートf)、共同薬品工業メンタムEなど、結構、似ている軟膏があります。メンソレータムは軟膏の象徴かもしれない。
メンタム


メンソレータムとメンタームの誕生

 元々、メンソレータムは洗剤屋の主人が作れる程度の製法で、難しいものではありません。

 洗剤販売を主力とする ユッカ社のAlbert Alexander.(A.A.)Hyde(1848-1935)は、9人の子供を養うために、1903年、にメンソールとワセリンを主成分とするメンソレータムを発売します。A.A.Hydeはウィチタで不動産投資で失敗し、収入を得るために多角化を始め、メンソレータムは、その一商品でした。

イメージ 3
 A.A.ハイド氏のカンザスペディア記事

 1914年の第一次大戦で看護師が活躍する様子に注目し、看護師のイラストの”Little nurse for little ills”というキャッチフレーズのパッケージの Mentholatum を販売するようになります。20世紀前半は、まだ破傷風や細菌感染が脅威の時代で、第一次大戦末期にスペイン風邪が流行するなど、厭戦気分も高まった時期です。

 A.A.Hyde はメンソレータム事業を拡大し、一族により、社長A.T.Hyde、副社長 E.K.Hyde Ⅱ、財務 G.H.Hyde、T.A.Hyde 補佐役という体制の100人以上の株主を持つ会社となりました。
 A.A.ハイド 氏の米国の紹介ページ

リトルナースのイラストと看護師(1917~)

 看護師は職業としては新しく、クリミア戦争に従軍したナイチンゲール(1820-1910)が初代です。アメリカでは第一次大戦(1914-1917)に目にするようになり、医療環境を清潔に保ち、医師を助ける仕事として活躍しました。

 この頃は衛生観念が今ほどではなく、パスツール(1822-1895)以降、病院が清潔に保たれるようになり、1950年頃までは破傷風感染が猛威を振るっていました。今でこそ、軟膏を肌荒れくらいにしか使っていませんが、当時は衛生環境の改善に役立ちました。

 米国にメンソレータム史(?)のパンフレットがあって、当初は妙齢の女性看護師が描かれ、これは長女のメアリーさん(1882-1965)あたりの年代です。

メンソレータム史

 ビンテージ品には、BUFFALO, N.Y. WICHITA KANSという生産地と一緒にLittle Nurseがプリントされていることが確認でき、カンザスウイチタ工場が稼働していた頃、すなわち、1935年以前から使われていたキャラクターであることがわかります。

 商標登録が日本1994年、米国2001年となっているのは、著作権として法的保護があったためで、1975年に申請したアポロンをイメージしたメンタームキッドも登録が1989年まで時間を要しています。

 また、実際の人物を固定してモデルにすると、ベティ・ブープとヘレン・ケインの訴訟のように、かなりややこしいことになってしまうため、モデルの起用はしていないようです。また、著作物とすることでキャラクターが保護できます。
メンソレータム バッファローウィチタ
  当時、その都度ごとに描かれていたので、今とは違う容姿

メンソレータムモデル改


世界宣教の礎として

 A.A.Hydeは、世界へ視野を広げると同時に、キリスト教宣教を大事にしていました。

 1910年に同郷カンザス出身のWilliam. Merrell.(W.M.) Vories(1880-1964)と会い、そのキリスト教の篤い信仰心と、活動的な性格に感心し、1913年にA.A.Hydeが資金協力し、日本における無形固定資産の商標権を与えます。ここに株式会社近江兄弟社の基礎ができます。

 1920年にW.M.Voriesは近江セールズ株式会社を設置して、”Mentholatum”を販売開始しますが、1931年には「メンソレータム」を独自製造・販売のため工場を建設し、1934年にミッション社団近江兄弟社を設置し、1944年に近江セールズ社を株式会社近江兄弟社とします。

イメージ 6
http://www.vories.co.jp/vories/

 売上は宣教を目的として十分の一をメンソレータム社に還元し、更に、その一部を病院と財団に再還元します。これらの販促活動を行うのが現在の近江兄弟社です。
メンソレータム ロート社

 W.M.Vories は、キリスト教宣教と一体のメンソレータム事業の手応えを感じ、また、新島襄の協力も得て、キリスト教会人的ネットワークで広まり、舶来品としての高級感がマッチし、よく売れるようになります。

オイルショックと近江兄弟社メンタームの誕生

 第二次大戦を経て、事業拡大するも、1973年に中東の原油価格引き上げにより、第一次オイルショックが起こり、物価高騰を抑え込むため、公定歩合が9%まで引き上げられます。利上げは多角化経営を直撃し、1974年には株式会社近江兄弟社は、ロート製薬へ、日本国内の無形固定資産を譲渡せざるを得なくなります。
公定歩合 Wikipedia 画像

 翌年、近江兄弟社は再建のめどが立ち、手元の有形固定資産を用いて生産開始しますが、手堅く法的保護されているため、ロート製薬が保有する無形固定資産を使うことができません。1927年3月にザ・メンソレータム・カンパニー(米)が商標取得していましたが、この年はW.Disneyが著作権で争った年で、著作権が強く意識されるようになった時期です。

 そこで、たまたま1967年10月に(民事再生を予期して)持っていた商標「近江兄弟社メンターム」を用いて生産再開します。その後、メンタームを1991年1月に近江兄弟社が取得しているため、メンタームという商品名は、存在できません。


 株式会社近江兄弟社は1975年、大鵬薬品小林社長から1000万円の提供を受け、旧施設を使用する形で再建・製造を始め7年後に黒字化します(1000万円は手をつけず、お礼報告)。


A.A.Hyde氏が参考にした日本の軟膏「がまの油」

日本最古の軟膏が蒲油(蒲黄)で、古事記で因幡の白兎に大国主命が教えてあげたものです。古事記に出てくるくらい有名な民間療法ですが、実際に蒲油はワセリンを含んでいます。ワセリンは原油にも含まれる、生物を構成する安定した炭素数の高い有機物で、ワセリンだけでも保湿能力があります。
蒲油

 同じガマつながりで、ガマガエルの汗腺の脂はステロイドが入っているので、傷の治りが早いものの、新陳代謝が活性化しすぎて、肌が荒れてしまいます。このあたり、語り売りの説明も一部正しく、現代でもステロイド入り軟膏も売られています。

 軟膏は成分によって効果と影響があり、傷に効くとか、炎症抑制とか、使い分けに注意です。

ロート製薬

 ロート製薬は1899年に山田安民薬房が胃薬(パンシロンに継承)を販売したのが始まりで、1909年にロートムンド博士が命名した目薬を発売し、第三の柱としてメンソレータムを据えます。今の会長さんが山田さんなので、会長が創業家なのかもしれません。

 胃薬は「五大軍医合議製剤」、目薬は「大学目薬」という重厚なネーミングが好評でした。

イメージ 4イメージ 5
当時の目薬。布に浸して眼球面に塗布(2階から目薬の由来の薬)


同社の研究開発費が売上比4.5%程度なので、製薬会社の中では大きくないものの、スキンケア、アイケア、サプリメントに力を力を入れていて、同社の有価証券報告書では、アンチエイジングや再生医療に力を入れているようです。

メンソレータム製品群には、軟膏状態で安定しない物質が上手に含まれているなど、難加工プロセスをこなす技術力はありそうです。

 日焼け止めのイメージが強い企業なので、ロックダウンは経営に良くないよう。アンチエイジングが売れていて、年齢を重ねると、日焼けやお肌が気になるので、高齢化の中での生き残りを模索しているのかもしれません。

一般社団北多摩薬剤師会

ロート製薬の解説 2021年度有価証券報告書





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