こんばんは。
最近、ガソリンがすごく安くて、ガソリンスタンドでは108円/Lで売られたりしています。
原因はサウジアラビアの増産とも言われていますが、日本人の懐を暖めてくれるために廉売をしているわけではなく、産油国には産油国なりの思惑があります。
今、サウジがイメージしているのがカナダと米国と言った北米大陸だと思われ、カナダは産油量世界第5位、米国は第2位、さらに米国はシェールガス革命で石油を輸出しようという状況でした。
サウジアラビアの油田は巨大で、ただ掘ってくるだけなので、世界で最も低価格で供給する能力があります。カナダはオイルサンドという砂に混じった石油に恵まれ、砂と石油をより分けなければいけないので、多少のコストがかかります。米国は元々世界最大の原油産出国で、更にシェールガスという化石のない深い層から天然ガスが産出できるようになり、ようやく原油輸出できる体制が整ったところでした。

(source) BP統計 国別原油産出量
http://www.bp.com
サウジアラビアは汲んでくるだけの原油だから、サウジアラビアに勝てる油田はないので、相手の採掘コストを下回る価格で売って潰すこともできます。このような構造から、生産の増産がめざましい米国とカナダを潰そうとしているのではないかと考えられています。
原油は地図や地形データからすり鉢状の地点を探して掘削をするのですが、地表を流れて集まる性格をみると、やっぱり化石っぽい性格をしています。
今のところ賦存量が石炭の1/5くらいの、動物や微生物(バイオマス)の化石らしいと考えられていますが、東欧諸国では、地球ができた頃にメタンガスが取り込まれたものだという説が強いです。仮に化石だとすると、すでに世界中の油田は枯渇しているはずなのですが、なぜか採掘しても油量が復活していたり、最近では、天然ガスが油田以外の化石層より深い層からも産出されるなど、全く化石と言いがたい事実が判明し、人類は石油の由来が全くわからなくなってしまったのです。
最近話題の米国のシェールガス革命とは、シェール層という化石が全くない層から天然ガスが採掘され、パイプラインで供給することで原油の半値程度の流通価格が実現し、米国発のエネルギー価格暴落の一連の顛末です。自国で天然ガスが採掘できれば、米国のシェールガス革命のようなことが起きますが、サハリンとか尖閣諸島で採掘されるので、日本海溝や太平洋沖のメタンハイドレートの下に原油や純天然ガスがありそうなのですけど...
ガソリンは特殊で、4~10の常温で液体で揮発しやすいものを集めたものですが、トルエン、キシレン、ベンゼンという六角形状にまるっと(ふるっ!)なりやすい子達の集合です。高分子有機物を溶かしやすく、トルエンは脳まで溶かしてしまいますが、最近は健康のために外すとか。
これらが渾然一体になったものが原油ですが、中東産は特にガソリンや軽油成分が多いという特徴があり、量が多いこともさることながら、一極集中した理由でもあります。


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米国のシェールガスは天然ガスですが、GTL技術によって軽油を作ったり、メタンハイドレートから天然ガスを採取したり、微生物に作らせて原油を作ることも夢ではなくなります。
原油価格は強い政治力を持つので、先進国に中東諸国が発言力を持とうと思えば、原油価格をつり上げれば良かったのです。しかし、価格をつり上げてしまうと、今はシェールガスやオイルサンドの技術開発が進んでしまい、発言力を強めてしまうことになります。
だから、どうしても、サウジアラビアは北米大陸の技術依存度の高い原油を叩き、採算割れを起こして潰さなければいけません。事実、2001年末にエンロン社は原油価格の逆ザヤで破綻しました。今、米国のシェールガス会社が幾つか破綻していますが、このまま、サウジアラビア以外の産油国が根を上げるまで原油安は続くのでしょう。
最近、ガソリンがすごく安くて、ガソリンスタンドでは108円/Lで売られたりしています。
原因はサウジアラビアの増産とも言われていますが、日本人の懐を暖めてくれるために廉売をしているわけではなく、産油国には産油国なりの思惑があります。
今、サウジがイメージしているのがカナダと米国と言った北米大陸だと思われ、カナダは産油量世界第5位、米国は第2位、さらに米国はシェールガス革命で石油を輸出しようという状況でした。
サウジアラビアの油田は巨大で、ただ掘ってくるだけなので、世界で最も低価格で供給する能力があります。カナダはオイルサンドという砂に混じった石油に恵まれ、砂と石油をより分けなければいけないので、多少のコストがかかります。米国は元々世界最大の原油産出国で、更にシェールガスという化石のない深い層から天然ガスが産出できるようになり、ようやく原油輸出できる体制が整ったところでした。

(source) BP統計 国別原油産出量
http://www.bp.com
サウジアラビアは汲んでくるだけの原油だから、サウジアラビアに勝てる油田はないので、相手の採掘コストを下回る価格で売って潰すこともできます。このような構造から、生産の増産がめざましい米国とカナダを潰そうとしているのではないかと考えられています。
石油って何?
エネルギーの歴史は石炭に始まり、燃焼による蒸気機関を使って、農業で深く耕せることで生産性向上や、工業製品が生産することで、産業革命の原動力をになってきました。石炭はシダ植物や古い裸子植物の化石ですが、これは、旧世代の樹木類が世界中を繁茂した時点には、枯れた樹木を分解する菌がいなかったので、そのまま化石になって燃料になってしまったのです。石炭、石油、天然ガスを化石燃料というのは、石炭が化石であり、炭鉱からも化石が出てくる流れからきています。原油は地図や地形データからすり鉢状の地点を探して掘削をするのですが、地表を流れて集まる性格をみると、やっぱり化石っぽい性格をしています。
今のところ賦存量が石炭の1/5くらいの、動物や微生物(バイオマス)の化石らしいと考えられていますが、東欧諸国では、地球ができた頃にメタンガスが取り込まれたものだという説が強いです。仮に化石だとすると、すでに世界中の油田は枯渇しているはずなのですが、なぜか採掘しても油量が復活していたり、最近では、天然ガスが油田以外の化石層より深い層からも産出されるなど、全く化石と言いがたい事実が判明し、人類は石油の由来が全くわからなくなってしまったのです。
石油がなくなれば、天然ガスを使えばいいじゃない?(マリーアントワネット)
天然ガスは原油と同等の熱量が地球にあり、パイプラインか低温の液体にして消費地に運びます。液化の工程に投資が必要になるため、買いたい人が生産者に急に言っても売ってくれることはなく、長期契約に基づいて原油連動価格で購入する契約者のみに供給されます。異様に原油が高値になっても、消費国は応じた金額を支払わなければならない”Take or pay契約”を締結しているため、CO2原単位が低いからといってドンドン増やすことができないもどかしさがあります。最近話題の米国のシェールガス革命とは、シェール層という化石が全くない層から天然ガスが採掘され、パイプラインで供給することで原油の半値程度の流通価格が実現し、米国発のエネルギー価格暴落の一連の顛末です。自国で天然ガスが採掘できれば、米国のシェールガス革命のようなことが起きますが、サハリンとか尖閣諸島で採掘されるので、日本海溝や太平洋沖のメタンハイドレートの下に原油や純天然ガスがありそうなのですけど...
原油の化学的性質
炭素には足が四つあって、炭素か水素が図のパズルのように増えていって、炭素が一つ、二つ、三つ、四つと増えていくと、30個くらいまでくっつくことがあります。この炭素が増えていって、1~4個に水素が一杯つくと天然ガス、5~12個がナフサ、10~20個が灯油・軽油、17個以上が重油・アスファルト(更に20以上)です。ガソリンは特殊で、4~10の常温で液体で揮発しやすいものを集めたものですが、トルエン、キシレン、ベンゼンという六角形状にまるっと(ふるっ!)なりやすい子達の集合です。高分子有機物を溶かしやすく、トルエンは脳まで溶かしてしまいますが、最近は健康のために外すとか。
これらが渾然一体になったものが原油ですが、中東産は特にガソリンや軽油成分が多いという特徴があり、量が多いこともさることながら、一極集中した理由でもあります。


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石油は新しく生産できるのか
天然ガスを高温・高圧にして軽油を作ることができるので(Gas to Liquid)、微生物を使うなりしてメタンガスを集めてくれば液体燃料が作れるので、移動体の燃料にすることができます。更に、藻類やバクテリアの一部には原油と同じ成分を生成するものがいるため、微生物に分解させて燃料を作るという研究も行われています。米国のシェールガスは天然ガスですが、GTL技術によって軽油を作ったり、メタンハイドレートから天然ガスを採取したり、微生物に作らせて原油を作ることも夢ではなくなります。
サウジアラビアの焦燥
サウジアラビアは米シェールガス、加オイルサンド等、比較的高いコストの石油採取技術が芽を出してきたことで、投資が進めば立場が逆転してしまう可能性があります。だから原油を高く吊り上げて売る手法が通用しない状況が続き、特に米国が原油輸出国に転じてしまえば、原油を吊り上げることが米国へのプレッシャーとして使えなくなります。原油価格は強い政治力を持つので、先進国に中東諸国が発言力を持とうと思えば、原油価格をつり上げれば良かったのです。しかし、価格をつり上げてしまうと、今はシェールガスやオイルサンドの技術開発が進んでしまい、発言力を強めてしまうことになります。
だから、どうしても、サウジアラビアは北米大陸の技術依存度の高い原油を叩き、採算割れを起こして潰さなければいけません。事実、2001年末にエンロン社は原油価格の逆ザヤで破綻しました。今、米国のシェールガス会社が幾つか破綻していますが、このまま、サウジアラビア以外の産油国が根を上げるまで原油安は続くのでしょう。


パナホーム様のイラスト。北隣家は日当たり良くない。
北高片流れ住宅は、北側の容積が多くなる




排水溝にカビが発生しない。