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2025年夏のモンゴル:デールをもらう

今年も夏のモンゴルに行って、帰ってきた。乾いた空気、涼しい夏というのは何回体験してもいいもんですね。モンゴルの人たちも短い夏を謳歌してるようでみんな機嫌がいいし、そのへんにいる動物たちも夏草をたらふく食べて満足そう。

今回は3週間の滞在だったけど、印象的だったのはモンゴルの民族衣装・デールのプレゼントだった。その場面は2回あった。

1つ目は、いつも泊まりにいくゲルで。デールを贈られたのは友人の野咲さんだった。私はちょっと体調が悪くて寝てばかりいたのだけど、同行した野咲さんはその間、毎朝6時に起きて家畜仕事を手伝いまくっていた。するとその働きぶりにホストファミリーの次女・ヤングナがたいへん感動して「こんなに働いてくれる人は初めて」「すごい友達ができたみたい」と、その友好のしるしとして野咲さんにデールを贈ったのだった。

帯があったら今着られるね、とか言っていたら母のガルマーさんがパパパと作ってくれた。明るい紫色のデールで、草原によく映えていた。自分といえばいつもこのゲルに来るときはゆっくり寝てときどき気まぐれに乳搾りを手伝ってみたりする程度だったので、そのグータラぶりをすこし反省した。毎日手伝っていたらデールがもらえるのである。

感動的なシーンだったなーと思っていたら10日後、自分にもデールのプレゼントがあった。贈ってくれたのはいつもお世話になっている通訳のツェギーさんで、滞在の最終日にちょっとデール工房に寄ってみた際に「このデールをマコトにあげます!」とかいうのでびっくりした。工房の主はモンゴルで有名な服飾作家らしく、いただいたデールは黒地に濃い緑の装飾や飾りボタンが上品だった。

いつも一緒に田舎に行って遊んでいるツェギーさんのふたりの娘が「ママ、いつもマコトにお世話になっているから、好きなものを買ってあげて!」と頼んでくれたらしい。私はいつも馬に乗ったり牛を撫でたりして遊んでいるだけなのだが、しかしパンデミックによる鎖国状態が解除されて以来2022年から毎年遊びに来ているわけで、しかも毎回わりと真剣に遊んでいるので、そういう姿を見て「この人にはデールをあげよう」、という気持ちになってもらえたのかもしれない。そうだといいなー。

1週目はモンゴル西部、バヤン・ウルギー県へ。イヌワシを使った狩りの文化がある
バヤン・ウルギーには多くのカザフ族が暮らす。ゲル(カザフ語でキーズ・ウイ)の中は刺繍で飾られている
刺繍を習ってから壁掛けをよく見ると、作り手の個性がよくわかるようになった
2週目は毎年遊びに行っている、オトゴーさんのゲルへ。いつも会う少年ボヤントフトフくんにモンベルのTシャツをプレゼントした
4人いる子どもたちのうち、次女ヤングナとよく会う(帰省のタイミングが被りがち)
3週目はモンゴル中央部の山岳地帯でホーストレッキング。森の中でヤクで荷運びする牧民とすれちがう
馬のガイドで着いてきてくれる牧民たち(多くは夏休みバイトの高校生)も楽しそうでよい
針葉樹の焚き火はハード
たまにネコがいる。モンゴルでも高いところに登っている
乗馬の帰りにまたオトゴーさんのゲルに寄る。ゲルごとちょっと出かけていたようでちょうど帰ってきたところだったので組み立てを手伝う
ウランバートルのデール工房で。写真左ではしゃいでるのが私



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