「NATROMのブログ」で紹介されていたのですが、韓国でソウル大学を中心とした研究グループが「キムチの発がん寄与度が高い」という論文を発表したことが報道され、話題となっているということです。
論文はいたって真面目なものであり、「塩蔵野菜」の発がん寄与度はがん発生の2.12%、がん死亡の1.78%を引き起こしているというものです。
もちろんこの「塩蔵野菜」はキムチのことを指しているということは明白。
キムチがなければご飯が食べられないという韓国の人々にとっては重大なことだということです。
なお、そもそも「寄与度」って何ということで、その解説もされています。
ここで言う寄与度とは正確には集団寄与危険割合(PAF)というもので、もしもその集団がそのリスク因子にさらされなければどれほど疾患が減少したかということを示すそうで、この場合に「韓国人がキムチというものを食べなければ」(絶対ムリ)、「ガン発生が2.12%、ガン死亡が1.78%減少する」ということだそうです。
もちろん韓国でも飲酒や喫煙の方が寄与度ははるかに大きく、飲酒が3.86%、3.43%、喫煙が13.17%、20.69%とかなり高い数値となっています。
しかし韓国人にとってはキムチの方がより深刻なのでしょう。
なお、最後に強調してありますが、これはあくまでも集団に対してのリスクでありあなたのリスクではないということ、そして「もしもキムチなしではご飯が食べられない」のならキムチを我慢しなければならないほどの数値ではないということでした。
日本ではかつては塩辛い漬物の健康影響が強調されていましたが、現在ではどうなのでしょうか。