親の保護というか監視が一応は厳しい高校までと違い、大学に入ると一気に自由になる反面、まだまだ世間の常識が身についていないために危険なことに巻き込まれることも増えるようです。
もう大学時代というのが半世紀も前の私ですが、書いてあることの半分くらいは昔と共通、残りは現代ならではといったところでしょうか。
怪しいクラブ・サークル、飲酒、病気怪我、食生活の乱れなどというのは昔も今も変わらないでしょうが、ネットトラブル、契約トラブル、架空請求などはさすがに以前はありませんでした。
現在は特にあの新型コロナ禍でほとんど通学もできないという状況が変わり、対面授業が復活したということでまた別の危険性も増加しているようです。
友達付き合いは前のようになってくるかと思いきや、そこに詐欺などが付け込むということもあるとか。
怖い時代です。
そんな危険を50件リストアップし、その典型例、法律的解説、もしも怪しいと思った場合の対処法など、三菱総研や大学生協なども著者として参加しています。
まあマンガも一部入れているというのは読者として現役大学生を想定しているためでしょう。
スマホの分割払いの落とし穴というのもいかにも現代風です。
スマホも機種によっては高額なものもあり、分割払いにする人が多いようです。
すると、使用料を含めての請求になるため、ローンを組んで払っているという感覚が薄れてしまうことになります。
そのためか、飲食費などがかさんで苦しくなるとスマホ料金を滞納してしまうこともあるようですが、これはローン支払いの滞納ということになり、信用情報機関のブラックリストに載るということになります。
これがどういうことかということを理解していない人が多いようですが、こうなると最低5年間ローンを組めなくなり、クレジットカードも作れないということになります。
社会人になってから非常に困ることになりますので、これは絶対にやってはいけないことです。
大学生になって一人暮らしという人も多いのでしょうが、人間関係も複雑になり落ち込んでしまい心の病を発する場合が非常に多くなります。
鬱病になりひきこもりということも発生しますが、その結果自殺ということもあるようです。
この年代での死亡原因で最も多いのが自殺だそうです。
周囲の注意も必要なのでしょう。
なかなか厳しい状況になる年代なのでしょうが、その割に周囲のサポートが得にくいということもあるのでしょう。