幸い方向感覚はかなり優れていると思っていますが、これまでの人生で「道に迷った」という経験は数回しかありません。
しかし夢の中ではかなりひどい迷い方をしてしまいました。
私は神奈川県茅ケ崎の実家からスタートしたようです。
すべて徒歩。
どこへ向かおうかといった目的もないままあちこち歩き回っています。
茅ヶ崎北部の丘陵地帯に入ったところで道が分からなくなります。
坂道を上ったり下ったりしている内にどんどんと方向が不明となっていきます。
そのうちに「ここは平塚だ」という感覚が生まれます。
平塚の町らしきところを歩き回るのですが、どちらに行くのか。
海沿いに行けば茅ヶ崎には出やすいと思い海側に歩いていきますが、どうも平塚らしいところではない。
先には江の島らしい島が見えてきますが、するとここは藤沢か鎌倉か。
あきらめてまた丘の方を目指して歩きだします。
すると電車の駅が。
こんなところに駅があるはずもないと思いますが、とにかく電車に乗れば帰ることができそうです。
しかし、なんということでしょう。財布がない。
スマホもない。と言うことは電話もできない。
途方に暮れてしまうという夢でした。
それでは実際の人生でひどい迷い方をした数例を。
高校の入試の前に試験会場の学校を下見に友人たちと出かけた時です。
藤沢駅からまっすぐ一本道を行けばよいのですが、何を思ったか途中で曲がってしまいうろうろと道を探してしまいました。
「鉄道の高架線のガードの下をくぐる」ということばかりを意識していたため、その鉄道(小田急線)が次々とガードを通過するということに気付かずに、別のガードを目指してしまったのでした。
それからかなり時が経ち、会社勤めをしてしばらくした頃。
弘前駅を降りて、おとなしくタクシーに乗れば良かったものをまだ若かったためか、「歩いていこう」と思い立ち、弘前大と思しき方向へ向かいました。
しかし歩けど歩けど近づかず。結局は通りかかったタクシーを止めて乗り込むこととなりました。
この原因は明らかで「地図も無かったので弘前大の位置が分からなかった」というあほらしいものでした。
今はスマホを見れば一目瞭然ですが、当時はまだ紙の地図だけ、しかも会社にも東方地方の地図が無かったというお粗末さでした。
さらに時が経ち、定年近くなって石川県に単身赴任、オフィスからちょっと買い物にと車でスーパーを目指しました。
しかしぐるぐる走り回っても全く到着せず、かなり走った末にようやく着いたスーパーは走る前に目指したところとは正反対の方向の場所でした。
この原因は金沢の町の特殊構造にあったようです。
他の町ではたいてい街区は長方形になっていますが、金沢のその地区では扇型でした。
そのため、角を曲がって90度と思っていたら実際の角度は異なり、さらに直進しているつもりが徐々にカーブ、結局は180度違っていたということでした。
自信を無くしてそれまでは不要と思っていたカーナビをすぐに買いました。
それでもまあ、これまではほとんど道に迷うということもなかったのですが、今後は認知症にでもなればふらふらと出歩きそのまま家に帰れずに倒れるという心配もでてきます。
つい先日もニュースでそういった人の遺体が発見されたなどということもありました。
この先どうなることやら、なまじ人よりは少し足も強く歩ける方なのでそちらが心配です。