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「熊本共和国のオキテ」英太郎監修、月刊九州王国編集部著

地元の人たちにとっては普通のことでも他の地方の人からは驚かれるということがあります。

そういった地元独特のものを挙げて面白がろうという、極めて通俗的な興味の本です。

監修者の英太郎氏は熊本では有名なローカルタレントですが、他ではほぼ無名でしょう。

しかしテレビのローカル番組などでも司会を務め、県内の知名度は抜群です。

 

そういった地元独特のものを「食べ物」「言葉」「交通」「生活と風習」「テレビと芸能」「日本一と日本初」に分けて100個取り上げます。

 

なお、熊本といっても県内でかなり差がありますが、書かれている内容はやはり熊本市中心になっているようで、県南在住者としては少し違和感を感じるものもあります。

 

蜂楽饅頭というものは県内どこでも売っていますが、全国的には回転焼きとか今川焼と呼ばれているものと同一です。

しかし蜂楽饅頭と呼ぶところが熊本と福岡だけにあり、福岡ではそちらの発祥だと信じている人もいるとか。

しかしこの発祥の地は明らかになっており、熊本県水俣市だということです。

 

「今からそっちに来るけん」というのは、他の地方では「そっちに行きます」というのですが、熊本ではたいていこう言います。

英語のcomeと同様の使い方だと思いましたが、珍しいのでしょう。

 

「やっちろ」と呼ばれると何となく嫌な気がする八代人というのはそうかもしれません。

まあだいたい自分たちもそう言っているのですが。

 

あいさつ代わりに出身校を聞きたがるというのはあるのかも。

ただしこれも熊本市が特徴的とは思いますが。

この場合出身校と言っても高校です。福岡では中学を聞きたがるとか。

なお、他県出身者の私は言葉で判るからか、一度も聞かれたことはありませんが。

まあ正直に答えたところで誰も知らない高校でしょうが。

 

エスカレーターでは右でもなく左でもなく真ん中に乗るというのは、最近は分かりませんが以前はあったように思います。

右に乗るのが関西でそれ以外は左などと言われていますが、確かにこちらに来た最初の頃の40年ほど前には全く気にせず真ん中にどっかりと立つ人が見られました。

なお、エスカレーターでは歩かないようにと最近は注意されていますが、そう簡単にはこの風習は治るはずもありません。

 

もうどっぷりと熊本に漬かってしまったように思いますが、こういう本を見るとこちらに来た最初の頃を思い出します。

 

 




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