採算が取れないとして洋上風力発電から三菱商事などが撤退したことに対し、関係各県知事が国に対して支援を要望ということです。
これまでも手厚すぎるほどの支援をしてきたにもかかわらず、資材高騰などで見込み無しということでの撤退。
無理は明らかなのにまだ未練たっぷりなのでしょうか。
制度の見直し要望ということは、さらに補助金などを出せということでしょう。
しかしそもそも無理ということでは。
風力発電や太陽光発電などにFITなどという補助金を出すのも、これまでの現状ではコストが合わないものでも技術開発をしていけば劇的にコストが下がり安くなるという「技術開発という宗教」に支えられての期待だけでした。
しかし、太陽光はまだしも、風力発電ではもうほとんど開発の余地はないような成熟技術です。
劇的なコスト削減の技術達成などはあり得ず、もともと無理だったというしかありません。
しかも立地はそのまま(ただし山を崩したり森林伐採はする必要があるが)の陸上風力発電に比べ、浮かべる台を膨大な資材とエネルギーを使って作らなければならない洋上風力はさらにコスト(経済もエネルギーも)が跳ね上がるのは判り切ったことです。
それが合わないということをようやく白日の下に出した三菱商事。
もはや技術開発教の信仰は捨て現実を見るべきでしょう。