古城や城跡を回ることが趣味という人が、若い年齢層にも増えているようです。
この本はそういった若年層の城郭ファンに向けて書かれたようで、言葉遣いなどにそういった雰囲気が漂います。
しかし内容はかなり高度なものを含んでいるように見えます。
第1章は「キテレツ天守大集合」ちょっと変わった天守を持つ城の紹介で、福山城、掛川城などが取り上げられています。
第2章は「ヘンテコ石垣コレクション」半球体の石がある鳥取城、お地蔵様まで使ってしまった転用石の大和郡山城など。
第3章は「ワンテーマ城めぐり」、古代山城、鎌倉殿の城、天空の城など。
第4章は「舞鶴城多過ぎ問題」、愛称を舞鶴城としている城は全国に多数ありますが、それを巡ります。
第5章は「天下取りへGO!三英傑の城」として、信長、秀吉、家康に関係する城を取り上げます。
徳島城には行ったことはありませんが、ブルーグリーンの石垣というものが特徴的だそうです。
これは阿波の青石と言われる緑色片岩(変成岩の一種)を使ったことによります。
この石はミルクレープのように層状に重なっている特色があるので独特の景観を作り出しているとか。
鎌倉幕府は鎌倉にあったということは誰でも想像できるでしょうが、その城(というか館)がどこだったかということはあまり知られていないようです。
将軍の御所は三か所移り変わったそうで、最初が大蔵幕府(現在の清泉小学校付近)、次が宇都宮辻子幕府(若宮大路二の鳥居をくぐってすぐ右手)、最後が若宮大路幕府(宇都宮辻子幕府の少し北側)
鎌倉には以前何度も行ったことがあるのですが、まったく知らなかった。
天空の城と言われる、雲海の上にぽっかりと浮かんだように見える古城があります。
兵庫県の竹田城がそのブームの火付け役ともいえるのですが、他にも数多くあるそうです。
越前大野城、郡上八幡城、備中松山城、黒井城、津和野城、赤木城などだそうです。
そう言われてもどこにあるのかも分からないものもあります。
今住んでいる熊本県八代にも八代城址があり、立派な石垣が残っていますし、熊本に行けば有名な熊本城もあります。
亡父が城好きであちこち回っていたようです。
まあその気持ちは少し分かるような気もします。