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畝山智香子さんの「野良猫通信」で、プベルル酸の毒性について解説

小林製薬が発売した紅麹を含むサプリは大きな被害を出しました。

その原因は混入したカビの作ったプベルル酸という物質ではないかと言われ、国の研究所で動物実験を行うとされていました。

しかし、当初の計画のような90日間投与試験ではなく前段階の28日間投与試験の結果を持って終了となりそうな様子です。

これについて、畝山智香子さんがFOOCOM.NETで掲載している「野良猫通信」で解説記事を書いていました。

foocom.net国立保健医療科学院というところの結果報告ということで研究成果データベースに掲載されているということです。

それによると、ラットを用いて28日間の反復投与試験を行い、病変がないかを確認しています。

その中で畝山さんが重要ポイントであるとしているのは「毒性は腎臓以外にも確認されている」という点と「性差がありそう」ということです。

 

畝山さんによれば、小林製薬は腎臓病変以外の患者は認めないかのような態度を取っているということです。

もしも上記の試験のように腎臓以外にも影響しているということなら、他の症状を呈する患者がいる可能性は高く、それを排除するかのような小林製薬の姿勢は誤っていることとなります。

また、これまで現れた患者は女性が多いというのもこの結果と関係するかもしれません。

 

90日間反復投与試験は行われないというのは残念なことですが、これにはかなりのコストがかかり、それを税金で行うということは問題と言えるかもしれません。

しかし、当の原因企業もやろうとしなければどこかがやらなければならない。

小林製薬はある程度の規模を持っており、そこがきちんと原因究明をしないというのは企業姿勢の問題ですが、他の健康食品サプリメーカーはさらに小規模企業が多く、検証試験など実施不可能といったところがほとんどでしょう。

畝山さんも

機能性表示食品の制度は、科学的データを出す能力のない小規模事業者でも健康への効果効能を宣伝することができるように規制を緩和してできたものです。従って何か問題が起こった場合でも個々の企業は対応できない可能性が高い。責任はとれないが効果は宣伝させろという時点でどうかとは思いますが、業界全体としては繫栄している。それなら業界全体として基金なり団体をつくるなりして第三者に試験を委託する等はすべきだと思います。

と指摘していますが、当然のことでしょう。

 

さらに結びは

機能性表示食品というものが、リスクが高いにもかかわらず事故がおこって健康被害が出ても原因究明すらまともに行われないものであるのなら、消費者ができることは拒否することだけでしょう。

とあります。これも極めて当然の正論です。

 

このようないい加減なものがテレビCMでは健康の妙薬かのように宣伝され、売り続けられる。

どういった社会なんでしょう。

 

 




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