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冤罪事件解決?のたびに思うこと

福井の女子中学生殺害事件で犯人に仕立て上げられた前川さんに対する冤罪事件は検察が上告をあきらめて無罪が確定しました。

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この再審の終了をうけ、報道がまったく触れなかったのが「殺害された中学生の遺族の声」でした。

 

これまでも冤罪事件が解決?し犯人とされた人の無罪が確定したことが何度もありましたが、以前はその元々の事件の被害者の遺族の声を取材し流したことがありました。

その内容は犯人ではなかった人に対する複雑な感情を見せるものですが、圧倒的な無罪となった冤罪被害者に対する世間の声にかき消されるようなものでした。

 

しかし、もともとの事件の最大の被害者はこの場合も殺害された女子中学生であり、その遺族の方々のはずです。

その人たちの、本当の犯人を捕まえて処罰してくれという声はどうするのでしょうか。

 

この被害者の遺族の感情をまったく踏みにじったのが捜査陣の犯人でっち上げの行為でしょう。

捜査陣の誰がこの前川さんでっち上げを決めて実行したのかは明らかにされていませんが、その時、その人間は嘘の犯人を作り出すことで真犯人捜査を完全に放棄しました。

その罪はどれほど大きいものか考えたのでしょうか。

おそらく、前川さんを犯人として逮捕し起訴したことで、当時殺された中学生の遺族は警察に対して感謝の言葉を掛けたことでしょう。

その言葉をどのような顔で聞いたのでしょうか。

 

この冤罪事件については、その後の検察の態度なども批判されていますが、それも確かにひどいものであるのは間違いないとしても、最大の罪は犯人でっち上げを決めて実施した捜査陣の誰かにあるのは事実です。

それをなぜ明らかにしようとしないのか。

 

冤罪事件といえば免田事件、財田川事件、袴田事件など多くのものがありますが、それらの犯人とされた人たちの無罪が決まった時、その事件の被害者の方々そして遺族の人たちの気持ちはどうであったのか。

真犯人がもはや見つけられないのであれば、その犯人捏造を起こした当事者が代わりに責任を取るべきではないのか。

 

非常にもやもやした思いが高まるばかりです。




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