大きな川の堤防の上にも道路が付けられているところが多く、結構交通量も多いという例が多いようです。
しかしそういった道路にはガードレールが設けられていない例が多く、そこから車が転落という事故も起きています。
それがなぜかという記事です。
trafficnews.jp「乗り物ニュース」というサイトに植村祐介さんという方が書かれていたものです。
この理由はあくまでもその堤防の存在価値にあります。
堤防は川が増水した時にも崩れずに持ちこたえるのが最大の役目です。
しかし、それがもしも堤防上の道路にガードレールを付けると損なわれる恐れが強いそうです。
堤防を川の水が増水して溢れだすようなことになった場合、ガードレールは根こそぎ流される危険性があります。
その時、ガードレールの上だけ持っていかれるならまだしも、根元の支柱ごと流されるのですが、それで堤防にまで損傷を与え、堤防の決壊につながる危険性があるためだとか。
そもそも支柱を取り付けることで堤防を掘ること自体堤防の強度を下げることにもなります。
また川が増水して堤防を乗り越えようということになった場合、急遽土嚢や土砂を積んで高さを上げてしのごうとする場合もありますが、その時にガードレールなどあると邪魔になるようです。
あくまでも自動車の通行は付帯的なもので、本来の目的ではないので、ガードレールのようなものは付けられないということです。
したがって、もしも自動車で走るには危険があると感じたらそこは通らないという決断も必要とのことでした。
私の住む熊本県八代市にも球磨川という大河が通っており、そこの堤防上も道路とされていますが、この記事通りガードレールはありません。
通る時には少し怖い気はしますが、確かに洪水時の決壊防止が最大の目的ですので、仕方ないことでしょう。