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畝山智香子さんの「野良猫通信」で、「世界は基準値でできている」の紹介

このブログでも頻繁に取り上げている永井孝志さんなどが執筆しブルーバックスで出版された「世界は基準値でできている」という本が畝山智香子さんの「野良猫通信」で紹介されました。

foocom.net

永井さんのブログでも出版の報せがあり、そのうちに買ってみたいと思っていたのですが、畝山さんもさすがにすぐに読まれたようです。

 

畝山さんの感想、

あとがきにあるように、「基準値のからくり」では「基準というものは、考えるという行為を遠ざけてしまう格好の道具である」というフレーズが印象的でした。例えば残留農薬の基準値(MRL)超過があれば、それが何を意味するのかは考えることなく「とにかく違反だから危険に違いない、廃棄しなければならない」、という対応になりがちなことなどが代表例です。残留基準と安全基準(ADI)は違う、と何度言ったり書いたりしたことか。

には深く同意します。

「とにかく違反」という事例は頻繁に報道され、当事者は「健康に影響はないが対処する」といったことを言うばかりです。

いったん基準値というものができてしまうと、それ以上何も考えようとしないのは明らかです。

 

畝山さんが書いているように、「食品安全について考えるときにはリスクの相場観といったものを持ってほしい」というのは考えておくべき言葉でしょう。

特に農薬の一般基準値(使われるべきではない種類の農薬の場合、非常に小さい基準値とされている)の場合など、それを少し越えた程度では何も害がないのは判り切っているにも関わらず、大問題のように報道されます。

その意味を少しは知っておくと余計な心配をしなくて済むはずです。

 

本の内容はいろいろな問題に触れられているようですが、その中でPFAS問題については少し詳しく解説されていました。

PFASの基準値も繰り返し改訂されており、だんだんと厳しくなっています。

アメリ環境保護局(EPA)の水道水基準値は、(暫定健康助言)

2009年にPFOAが400ppt、PFASが200pptであったものが、2016年に70pptに引き下げました。

これは予防接種後の抗体価の影響があるという情報に対応したためでした。

この結果、2009年の基準では問題なかったものが2016年以降は基準値越えとなっています。

その結果人々の関心が高くなり、さらにそれを研究する人も増え、研究費も出るようになりました。

実際には2009年にはEPAの指導により企業のその物質の使用は禁止されており、徐々に減少しているはずですが、逆に関心を集めたために問題が広がっているかのような印象になっています。

その後2022年と2024年にさらに基準値を低くするということが行われていますが、それは健康評価によるというよりは政権のパフォーマンスの色合いが強いようです。

 

なかなか興味深い内容の本のようです。

読みたくなりました。清水の舞台から飛び降りるつもりで自分で購入しましょうか。

 

 




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