トランプ政権の施策はもう無茶苦茶となっているようです。
多くの大統領令を乱発し、その多くはとんでもないものながらもまあ予測可能な範囲内ともいえるものでしたが、ここにきてさらに狂暴化ともいえる状況になってきています。
ガザの所有権を主張し、住民すべてを追い出してリゾート化(カジノ化?)しようというのはトランプの経歴から見てもまだ予想内かもしれません。
しかしウクライナではゼレンスキーを徹底的に攻撃し、ロシアとの停戦もウクライナ抜きで進めるなどと言うトンデモぶりで、その裏にはウクライナのレアメタル採掘の権限のアメリカの獲得をゼレンスキーが渋っているからなどという、もはやスキャンダル並みのことが世界的に報道されるという破廉恥ぶりとなっています。
こんなアメリカ政権が世界を動かすのかと思うと暗澹たる思いになるというのは、ほぼ全世界の人の思いでしょう。(アメリカ人の半分も含め)
しかしあまりにもひどい。
第1次トランプ政権もひどかったがここまでではなかった。
2期目で後がないから焦っているという見方もできますが、それ以上に強いのがイーロン・マスクの影響かもしれません。
前政権の時はそこまでの関係ではなかったように見えましたが、今回は選挙中から非常
に緊密な関係を見せびらかすかのようでした。
就任後も政権内で重要な役割を果たしているようです。
しかしイーロン・マスクとはいったい何なのか。
「実業家」と言われていますが、実際に数々の巨大企業を操っているようですが、どうも「実業」というよりは「虚業」すなわち金の力で金を産み出そうとする性質が強いように思えます。
そしてその支配した実業の部分が、EVのテスラ、IT巨大企業のX(旧ツイッター)となると、先日書いた「人類を破滅させる3つの悪魔」の全部に該当しているではないですか。
まるでマスクを念頭に書いたかのようですが、そんなつもりはありませんでした。
しかしまさにそのものずばり。
もっとも、電気自動車にしても脱炭素化を真剣に考えてという印象は無く、ただただ儲かりそうということのように見えます。
ツイッターも情報産業を盛り立てようというよりは、情報操作をやりやすくするためのように感じます。
というわけで、「悪魔」というよりは「欲の塊」といった風に見えるというのは、彼を見くびったことになるのでしょうか。
とにかく、政権参加後はもう政治的活動に目覚めてしまったかのような所業です。
「政府効率化省」なる組織を作りそのトップに座りました。
多数の職員の解雇を行い、省庁自体の閉鎖も行っているようです。
他国の政治介入も激しく、ヨーロッパでは極右政党への支持を隠そうともしません。
ウクライナのゼレンスキー攻撃もトランプの言っていることの元はマスクから発信されているかのようです。
これはどうやらトランプはマスクの操り人形に過ぎないのかも。
実業家としても虚業家としてもマスクはトランプより遥かにやりてのようです。
ただただ、あのキャラクターが人々を引き付ける(それは確かでしょう)だけで、それをマスクが利用しているのか。
そう思って米政権の行動を見ていくと分かることもあるかもしれません。